スプライトシュピーゲル II Seven Angels Coming (2) (富士見ファンタジア文庫 136-9)
- KADOKAWA(富士見書房) (2007年7月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (404ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829119495
作品紹介・あらすじ
人は有史以来、常に天を目指した。「お洋服いっぱい買うから」雛/ヒビナ。「オレ絶対有名になるから」乙/ツバメ。「行って参りますわ」凰/アゲハ。都市を守るため、三人の少女は翼をもって空にはばたく-。近未来都市ウィーン-ミリオポリスに建造された超巨大タワー、"ヴィェナ・タワー"。それは、人の命を削って創られたものだった。その横をかすめて、火の玉が墜ちる。落ちた星-ロシアの原子炉衛星アンタレスは、災厄の始まりでしかなかった。動きはじめる七つのテログループ。ようやく攻勢のテロ組織として、整いつつあったMSSに、いや三人の少女に最大の試練が訪れる。天と地の間に生きる少女たちの物語。
感想・レビュー・書評
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なんかわからないけど手こずった。情報量が多いのか、文体に慣れないのか、読んでも読んでも進まない感じだった。
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[2013.11.04]
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途中で読むのを中断、断念。
少年少女の荒んだ感じが、読んだ時点の気分と合わなかったのか、読めなくなった。オイレンシュピーゲルの1巻は読んだが、2巻以降も図書館から来てたけど読まないで返却。
マルドゥックの方も同じように荒んだ感じはあるが、ウフコックがいたことで和らいで読めたのかも。
冲方さんの文章自体はうまいので読みたい作家ではあるが、シュピーゲルやマルドゥックのような荒れた感じはダメかも。 -
多面体の事実に目が眩まぬように。
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とりあえず最初に言っておこう。杜さん無茶苦茶かっこいい! 中盤からの登場であれだけの生き様を描いて惹きつけるとは流石冲方さん。今巻は長編で、目眩く陰謀、怒涛の展開を見せつけられ一気に物語の質が上がりました。鳳の恥ずかしがり方も可愛らしかったです。オイレンシュピーゲルはこのシリーズ読み終わってからにしようと思ってたけど、これだけリンクを匂わされるとどうしようかな。とりあえず、すでに買っている三巻に進みます。
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いやぁ~、大変だった。
冬真君は、もっとがんばれ!って感じ。 -
2010 12/1読了。書泉ブックタワーで購入。
オイレン~2巻の事件の、スプライト側からの話。
先にオイレンから読んでいたわけだが、スプライトからだとこう見えるのかー・・・ということで2シリーズ同時進行の面白さを実感。
そしてモリさんが格好良すぎる。
この巻だけとは、なんて惜しいキャラなんだ・・・ -
結構がっつり重たい話。政治とテロ。あまりSFっぽさが無いかも。モリと乙がなんとなく仲良くしてる雰囲気が好き。・・・だったのに!(泣)ターナーとトラクル、グループ長のやりとりがかなり痛烈な風刺。戦争は公共事業、ね。確かに。冬真君はヒロインの位置なんだな要するに。今作はオイレンとのリンクがかなり絡まってる様子。