七人の武器屋ラストスパート・ビギナーズ! (富士見ファンタジア文庫 た 2-1-6)

著者 : 大楽絢太

• KADOKAWA(富士見書房) (2007年9月20日発売)

作品紹介・あらすじ

「この剣を、守ってくれ。アトラへ向かう方法を探せ!マーガス」なんだこれ?オレは、剣の包みから舞い落ちたメモを手に、途方に暮れた。マーガスは、前人未踏領域探索キャラバンに参加している最中のはず。郵便物なんか送れる状況じゃないのだ。しかもこの剣、まさか本物の-!?オレは、「それ」を慎重に包み直すと、イッコ姉さんの家へと急いだ…。究極すぎて開店できない新生エクス・ガリバーに、伝説中の伝説の聖剣が届けられて巻き起こる大騒動。マーガス、アンタが指名手配犯って、間違いだよな!?青春経営ファンタジー、最年少オーナー・ケンジが心を燃やす第二部開始編。

感想・レビュー・書評

[kumapenさんの感想 · 2018年10月12日]

七人の武器屋、第6巻。
この刊では主人公がマーガスくんではなく、最年少鍛冶少年ケンジになっています。
彼から見た残りのメンバーというのも結構新鮮だし、さすがに最年少ということで
いろいろ至らない部分が垣間見えます。
新しい局面というか聖剣エクスカリバーを巡る新しい物語の始まりということで今後の展開が楽しみ。

[seisei libraryさんの感想 · 2010年8月25日]

登録日：8/25
図書部員推薦

[隼さんの感想 · 2008年4月25日]

前の巻で一旦完結していただけに、どーにもテンションが前ほど上がらない、ちとテンポというか勢いっていうかそういう感じのがあまり感じられなかった。その分落ち着いた？のかもしれないけど、勢いでグイグイ押していくような作調が好きだっただけに、今回の巻はイマイチ。そして今回は長編らしくこの巻だけでは終わらずに次に続くみたい。

[niboshiさんの感想 · 2008年3月1日]

武器屋シリーズ第六段ッ！！　今回はマーガスでなくケンジが主役です。
この話、読みながらばたばたしちゃうような、気はずかしくも面白いという部分が結構多いのですが。　ずば抜けてました。
ケンジ可愛いよー弟に欲しいよーわくわくしてるよーもう。
軍手を意外と大事に使ってるのとか、きゅんときました。
今まで、割と存在感を発揮しつつも、実は戦闘能力はノンよりあれだったというケンジ。今回はがんばります。マーガスは何だかんだで万能だったからなぁ。頼れる二人がいなくなって、苦労もたくさんして、マイウェポンも手に入れて、数段成長した彼が見れました。みんな成長度合いが違って面白いですねうへへ。ホリィとか。ホリィとか。
もう、燃えました。さすがさすがクライマックス。このまま突き進んでいって欲しいものです。８巻はまだでねがー！！

[Zephyrさんの感想 · 2007年9月20日]

未購入

著者プロフィール

第17回ファンタジア長編小説大賞〈佳作〉受賞作「七人の武器屋」でデビュー。ほかの作品に「テツワンレイダー」、「BIG-4」などがある。

「2023年 『異世界ドロンジョの野望』 で使われていた紹介文から引用しています。」