宇宙一の無責任男シリーズ〈1〉無責任艦長タイラー (富士見ファンタジア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA(富士見書房)
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本棚登録 : 123
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829123119

作品紹介・あらすじ

コツコツやる奴ァ、ゴクローさんってか!?-ジャスティ・ウエキ・タイラーは軍隊一お世辞上手なお調子者。上官のタイコ持ちしか能がないとみられているタイラーだが、奇抜な作戦と想像を絶する(!?)幸運とでトントン拍子に出世して、今や最新鋭宇宙戦艦の艦長なのだ。今日も今日とて副官以下の心配と不信の眼をよそに、ハナ歌まじりで航海中。だが、敵ラアルゴン帝国の通信衛星と遭遇して…。新鋭吉岡平書き下ろしのユーモア・スペース・オペラの登場だ。

感想・レビュー・書評

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  • コメディ。面白かった。表紙の絵面が読者を遠ざけたような…、いや、一部マニアックな人を惹きつけたのか

  • 宇宙一の無責任男シリーズ〈1〉無責任艦長タイラー (富士見ファンタジア文庫)

  • 全力でテキトー。
    面白かった。
    タイラーが思ってたよりもおじさんテイストだった。

  • アニメにどハマリして買った本。俺の中の読書熱加速装置ともいうべき本。色々なパロディがあり面白かったなぁ。

  • この世界、どうも日本の影響がかなり濃い世界のようです。
    登場人物に和名と思しき名前が多いのを始めとし、
    故事として引用される事物、戦艦の名前、それから書物に至るまで、
    日本のものと思われるものばかり。

    一体この世界での日本は、どんな発展を遂げたのでしょうか。

    ………

     エレベーターのドアが開くと、そこは巨大な半球状のブリッジだ。
    すでに勢揃いしていた、『阿蘇』のスタッフの視線が、振り向きざま一斉に彼を見た。
    「ヤッ、ド~モ」
     ヤマモトの苦りきった表情も、キム中尉の呆れ果てた嘲笑も、タイラーの目には入らなかった。
    ただ彼の目に映ったのは、全天球ドームに輝く無数の星々のきらめきだけだ。
    「カ~ッ! 無限に広がる大宇宙ときたもんだ」
     ヤマモトの表情が一瞬凍りついたようにひきつったことにも、彼は気がつかなかった。
    そのまま艦長席にドッカとばかりに座ると、コンソールに両足を投げ出す。
    「さあ諸君、今日もはりきって戦争に殺戮に励みましょう!」

    ………

  • 元祖。今読み返すと、昔わからなかったネタもわかるようになって楽しい。密度濃くてやっぱりいいな。

  • 個人的には嫁入り道具になりそうな気がするタイラーシリーズをご紹介。
    スーダラ節を歌いながら登場するような無責任?な主人公・ジャスティの軍隊入隊からそれ以降の話を、ライトに、明るく楽しくたまに毒を持って?描いています。アニメにもなった第1部ももちろん楽しいですが、その後の子や孫、玄孫?の代の話も楽しいです。無責任三国志がお勧め。膨大な作品量、ちょっとしたパクリも含めて、B級ラノベの筆頭なのではないでしょうか?
    第1部、それ以降と大分文章の書き方が変わります。黙示録以降は絵も変わります。そこらへんは作者以外の関係によるものもあり、別に気にしないのであれば・・・。
    思考が暗くなる前に読むと効果的。

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