白魔術都市(セイルーン)の王子 スレイヤーズすぺしゃる(1) (富士見ファンタジア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA(富士見書房)
3.54
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本棚登録 : 374
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829124055

作品紹介・あらすじ

"悪人に人権はなぁぁぁいっ!"ドラゴンもビビって道を譲るという、天才美少女魔道士リナ=インバースの旅は今日も続く-。天下無敵の平和主義者、幼児より弱い女戦士、リナの宿命のライバルを自称する女魔道士…。リナが出会う人物は、いずれも、類は友を呼ぶ個性派ぞろい。リナの日常にという言葉はない。そして今日もまた、新たな事件、新たな出会いが…。月刊ドラゴンマガジン誌上で快進撃を続ける連作短編に書き下ろし中編『スレイヤーズえくせれんと』を加え、満を持して贈る、正調ユーモア・ファンタジー。キミのハートに竜波斬。

感想・レビュー・書評

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  • [評価]
    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    これを読んで一番驚いたのはナーガが原作に登場していることだ。てっきりアニメオリジナルの登場人物だと思っていた。ナーガはリナに匹敵するとも劣らない登場人物だと思うが、どこか抜けている印象だな。
    また、長編で少し触れていたセイルーンの王子との出会いのエピソードに加え、千の偽名を持つ男のエピソードなど、中々に面白い内容あった。特に千の偽名を持つ男は口八丁でうまくリナから逃げたことが印象に残っておる。
    ちらっとリナの郷里に関する話が出ていたがリナに対する人質を手に入れるための襲撃が失敗する辺り、普通じゃない人々が集まっているのだろうか。
    特に郷里の姉ちゃんはリナを圧倒するような人物のようだしな。

  • 14巻『ホーンテッド・ナイト?』までで中断

  •  この書籍は、このシリーズ最初の「短編集」です。
     「白魔術都市の王子」は、セイルーンの王子の勝手な想像で、現実ではむさ苦しいおっさんだったので気落ちしたが、それでも依頼を受けで、犯人が意外な人だった。
     「りべんじゃあ」はリナは、誤解だあと言いながら逃げ回ったが、最後にはふと思い出した。
     「ロバーズ・キラー」はいつもの騒動。
     「ナーガの挑戦」から、勝手にリナの宿敵と言っている「ナーガ」が登場し、余計に大混乱に落とす。

  • シリーズ短編集第1巻。6つの短編を収めています。本編よりもギャグ・テイストが強い印象です。

    第1話「白魔術都市(セイルーン)の王子」は、「王子」の肩書きにふさわしからぬおっさんの容貌のフィリオネルの依頼を受けて、洞窟に住む魔道士の退治に向かう話。リナの魔法を待つまでもなく、おっさんの「平和主義者クラッシュ」が敵を粉砕します。

    第2話「りべんじゃあ。」では、リナを兄の仇とカン違いする女性、キャミーの襲撃を受けます。リナは彼女の誤解を解いて、千の偽名を持つ魔道士サウザンドと戦います。

    第3話「ロバーズ・キラー」は、エレナという女性の依頼で、盗賊団『ダーク・ウルフ』を壊滅させる話。ダーク・ウルフの頭はエレナの幼なじみのティスだったことが明らかになります。本書の中では例外的に、ギャグでなくていい話で締めくくっています。

    第4話から第6話では、リナの生涯最大最強のライバルを名乗る『白蛇(サーペント)のナーガ』が登場します。第4話「ナーガの挑戦」はナーガにしつこく追い回される話。第5話「エルシアの城」はエルシア公の城を魔法で吹き飛ばしてしまったリナとナーガが、代わりの城を探して、そこに住んでいるアンデッドたちを掃討する話。第6話「悪役ファイト!」は、犯罪組織のコネクションが、盗賊狩りをおこなうリナに対抗しようと知恵を絞る話。リナたちの悪行を日記に記すプリーストの少女、ミーナがいいキャラクターです。

  • スレイヤーズシリーズ。ファンタジーにドドっとハマることになったキッカケの一つ。テンポが良くキャラが立ってて世界観もしっかりしてて好きだった。

  • セイルーン王子フィルさん、ナーガ、「千の偽名を持つ男」など面白いキャラクターがたくさんでいい(笑)

    1996年8月3日購入

    1996年8月5日初読

    削除

  • スレイヤーズすぺしゃる1。
    確かにあんな王子様は嫌かも…。

  • 初めて読んだライトノベル。ぎりぎり小説にはいる小説?

  • スレイヤーズの短編集。

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著者プロフィール

「第1回ファンタジア長編小説大賞」で準入選した「スレイヤーズ!」でデビュー。ほかに「ロスト・ユニバース」「クロスカディア」「アビスゲート」など著作多数

「2019年 『スレイヤーズ17 遥かなる帰路』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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