青の化石 (富士見ファンタジア文庫 32-2 道士リジィオ 1)
- KADOKAWA(富士見書房) (1991年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829124130
感想・レビュー・書評
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女性とみまごう美貌。
超絶な魔力。
古の高貴な血統。
色々過積載なんだけど、不幸ってバステが色々台無しな主人公の物語。
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導士リジィオ。本当に顔がよくて才能がある「だけ」のフツーの男の人の不幸な話は始めて読みました(笑)
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当時出版されていた冴木忍作品は全部読んだ。あと水野良のロードス島シリーズも。
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不幸な苦労人リジィオの冒険譚。
ユーモアとペーソスの配分が絶妙。この時代の作品を読むと心に馴染むのは、時代が凝縮され抽出されているからだろうか。初めて読むのに懐かしい。
今の若者が読むとどう感じるのだろうか。 -
バトルシーンもあるのだが、血湧き肉躍る冒険物というよりは、静かな旅物語(借金つき)という印象の方が強いかも。舞台が灼熱の砂漠から極寒の大地、西洋風の館から東洋的な村など各話ごとに変わるので、リジィオと一緒に各地を踏破していくような感覚も味わえる。シリーズで四冊あるが、あまり一気には読まずに少しずつ楽しみたい感じの物語。
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顔がいいだけに人に恨まれ、望まず道士にされ、父親の借金を幼なじみに返済を迫られる、可哀想な青年リジィオの話。一話完結式で、一話において一つの仕事をこなす。どたばたとまではいかないが、明るいファンタジー。
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友達に薦められたのですが、本当に面白かった。短編集なのですが、短い話の中で考えさせられます。