リトル・プリンセス スレイヤーズすぺしゃる(2) (富士見ファンタジア文庫)
- KADOKAWA(富士見書房) (1992年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829124314
作品紹介・あらすじ
"世の中、言いきったもんが勝ちっ!"天才魔道士にして美少女戦士たる、われらがリナ=インバースは今日も行く。いつのまにやら金魚のフンの、自称"リナ最強・最後のライバル"白蛇のナーガをひきつれて。極寒の雪山に白竜を追い、早春の街道に危難の公女を助ける。だが、人よ問うなかれ、その結末を-。リナ=インバースに慚愧の二文字はないのだ。絶好調のユーモア・ファンタジー・シリーズ第2弾。
感想・レビュー・書評
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[評価]
★★★★☆ 星4つ
[感想]
リトル・プリンセスは面白かった。悲しい部分もあったのが印象に残ったのだろうか。
短編集は基本的に何らかのオチがあるけれど、最終的にリィナもしくはガーナが巻き起こしたことが原因ということがある印象だ。ともあれ、今回も様々な騒動を巻き起こすか、解決していたな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ短編集第2巻。6つの短編を収めています。
第1話「白竜の山」(ドラゴンズ・ピーク)は、村に危害を加える竜の退治を引き受ける話。白竜のリオルと青竜が戦いをくり広げますが、最終的に竜のしわざとされていた事件は、リナとナーガのしわざだったことが分かります。
第2話「リトル・プリンセス」は、タイレル・シティを治めるトゥラーディア公の娘レイミアを騙る少女と、彼女を追う男たちの戦いに、リナとナーガが巻き込まれる話。最後は、ナーガの召還した『石竜』が暴走し、タイレル・シティは三分の一が瓦礫と化してしまいます。
第3話「らびりんす」は、洞窟に住むヴァンパイアを討伐します。第4話「リナ抹殺指令」は、リナ=インバースの名を騙る女魔道士を倒します。第5話「ザ・チャイルド」は、リナに憧れる魔道士見習いの少年クレイが誘拐され、リナたちが彼を救い出す話。
第6話「リトル・プリンセス2」は、本巻で唯一シリアス・テイストのストーリーになっています。本物でありながらやたら貧乏くさいレイミア公女と、そのお供で一言多いクランベじーさんの護衛を引き受けるというストーリーです。もっとも、レイミアさんが貧乏なのは、第2話でリナたちがタイレル・シティを破壊したからなのですが。レイミアの財政援助の頼みを引き受けたマクガレル公の使いとして手紙を届けることになる3人は、その行方を獣人ゼクターに阻まれます。けっきょく、一連の事件はマクガレル公の陰謀だったことが明らかになります。またリナは、ゼクターの正体が、レイミアさんのいとこで国を追われたフラオンであることを知ってしまいます。 -
スレイヤーズシリーズ。ファンタジーにドドっとハマることになったキッカケの一つ。テンポが良くキャラが立ってて世界観もしっかりしてて好きだった。
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リナ、ナーガのために国が(笑)
内職しているお姫様って(笑)
1996年8月3日購入
1996年8月5日初読
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