死霊都市の王―スレイヤーズ (8) (富士見ファンタジア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA(富士見書房)
3.53
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本棚登録 : 439
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829125755

作品紹介・あらすじ

魔竜王ガーヴにより、絶体絶命のピンチにあったあたしたちの前に、ヤツが現れた。冥王フィブリゾ-あたしのまわりで起こっている一連の事件は、こいつが仕組んだことだ。「彼を連れて先に行ってるよ。-ぼくの街、サイラーグへ」冥王は消え去った。ガウリイ、そして光の剣とともに…。サイラーグ-かつて、魔獣の復活により壊滅した街である。いまでは、荒野に神聖樹が立っているだけのはずなのだが…。考えていてもしかたがない。あたしには選択の余地はないのだ。あたしはサイラーグへと向かった-冥王と決着をつけるために…。空前絶後のユーモア・ファンタジー・シリーズ、急転直下の第8弾。

感想・レビュー・書評

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  • #読了

    シーズン的にはひと段落って感じなのかな。
    ガウリィが無事救助されて良かったー(*ˊᵕˋ*)笑笑

  • 出番少ないよね、ガーヴさん。
    ドラグ・スレイブもここまでくれば連発状態。
    でも、それ以上に連発されているのはラ・ティルトでしょう。
    あれも最強魔法のはずなんだけど、ドラグ・スレイブより軽く使われる印象。
    多分周りへの影響が少ないからなんでしょうね。
    ドラグ・スレイブは周りのものも全部吹っ飛ばしちゃうから。
    そしてあっさり無くなる光の剣。
    あれこっち側と言ったフィブリゾさん。
    そのあっちこっち意識の高さが、今回の結末を生んじゃったのかもしれません。

  • 『重破斬』が暴走するとどうなるのか。全く予想できなかった展開で、興奮したのを覚えています。まさかのL様。圧倒的な強さ。面白いなあ。

  • [評価]
    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    前回に魔竜王が登場し、リナが追い詰められた段階から急転直下で事態が移り変わる。
    まさか、ガウリィが囚われの身になるとは思わなかった。また、初期に登場したサイラーグが最終決戦の場所となるとは思わなかった。
    今まで勘違いしていたけど、完全版ギガ・スレイブは魔法攻撃じゃないことに驚いた。リナは一時的とは言え、L様を体に憑依されていたけど、大丈夫なのだろうか。それに「光の剣」を失ったガウリィはどうするのかと思ったけど、続編で剣捜しを始めるとは思わなかった。

  • この小説の始まりは、魔竜王「ガーヴ」の背後から右腕が出てきて倒された。その背後にいたのは子供だったが、それが「冥王フィブリゾ」だった。その時にガウリイと一緒に光の剣も持って行かれたが、その場所が「死霊都市 サイラーグ」だった。なんとかしてリナ一行が旅している時に「シルフィール」が登場し、一行に加わった。そして、目的地へ着いたが意外な事になっており、探検しながら調査したが、最後には冥王のもとへ辿り着いて戦いになるが、リナが禁止手「重破斬(ギガ・スレイプ)」を出したが、制御ができながったのでリナに「金色の魔王」が乗り移ってポカをして事件が終わった。

  • シリーズ本編第8巻。本書で第1部は締めくくりとなります。

    リナたちと戦う魔竜王(カオスドラゴン)ガーヴが、いきなり背後から攻撃を受けて倒されてしまいます。ガーヴを倒したのは、ガイリア・シティでリナにスリを働き、ラルタークとの戦いの巻き添えになって死んだはずの少年でした。彼の正体は、冥王(ヘルマスター)フィブリゾ。フィブリゾは、異界黙示録に記してある完全版の重破斬(ギガ・スレイブ)をリナに使わせて暴走させ、この世界を無に帰すことを企てていました。

    フィブリゾは、サイラーグへ来るようにリナに言い残して、ガウリイと光の剣を奪い去ってしまいます。リナたちは、途中シルフィールとの再会を果たし、ガウリイを助けフィブリゾとの決着をつけるために、サイラーグへと向かいます。

    ここでいちおう物語がひと段落なのですが、いま一つ盛り上がりに欠ける印象でした。リナは何か明確な目的があって旅をしていたわけではないので仕方がないのかもしれませんが、最初から最後までなりゆきにまかせて動かされてきたように見えてしまいます。向こうからやってくる出来事に巻き込まれる形で物語が始まるのは別にかまわないのですが、やっぱり主人公にはどこかで自分の意思を明確に示してほしいと思いました。

  • ■書名

    書名:死霊都市の王―スレイヤーズ (8)
    著者:神坂 一

    ■概要

    魔竜王との絶望的な戦いの最中、一連の魔族暗躍に絡む事件の黒幕
    が明らかになる!表舞台に出てきた黒幕の名は冥王フィブリゾ!ガウ
    リイを人質に取られたリナはフィブリゾとの望まない対決を余儀な
    くされる。冥王が待つサイラーグへ急ぐリナたち。だが一行には魔
    竜王の仇と、リナを狙う竜将軍ラーシャートが立ち塞がる。何とか
    冥王との対決まで漕ぎ着けたリナ。逆転を賭ける必殺の呪文は異界
    黙示録の知識により完成した、完全版重破斬。だがそれこそがフィ
    ブリゾの望む滅びそのものだとは!?
    (From amazon)

    ■感想

    第一部の終了です。
    アニメでいうと、NEXTの最後です。

    結末は予想通りでしたし、一部の最終巻としては、今一つ盛り上が
    りにかける内容だったように思います。
    最終決戦と言う事で、戦いまでの準備が長いというのは分からなく
    もないですが、少し冗長してしまった感があります。

    二部はあまり面白くなさそうなので、読みません。
    これを読んでいたら、少しアニメが見たくなりました。

    こういう小説は、ふと読みたくなる系統です。
    このシリーズは、読みやすいので楽しませてもらいました。
    気が向いたら、二部も読んでみます。

  • ブクログ登録日以前の読了の為レビュー無しです
    ※興味グラフ表示させる為に入力してあります

  • シリーズ第八弾。

    ここまでが第一部らしい。

    まぁ、切りの良さではここが2番目のポイント。


    *********** 再読記録 ***********

    2009.09.15

  • スレイヤーズシリーズ。ファンタジーにドドっとハマることになったキッカケの一つ。テンポが良くキャラが立ってて世界観もしっかりしてて好きだった。

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著者プロフィール

「第1回ファンタジア長編小説大賞」で準入選した「スレイヤーズ!」でデビュー。ほかに「ロスト・ユニバース」「クロスカディア」「アビスゲート」など著作多数

「2019年 『スレイヤーズ17 遥かなる帰路』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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