打倒!勇者様 スレイヤーズすぺしゃる(6) (富士見ファンタジア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA(富士見書房)
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本棚登録 : 312
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829125915

作品紹介・あらすじ

"正義とは暴走するものである"かくなる至言をのたもうは、いわずとしれたナーガさま。傍若無人の高笑い、夜のしじまにひびかせて、常に正義は我にあり。あくなき暴走くり返し、世に混沌を撤き散らす。この危険物を引き連れて、あてなき旅を続けるは天才魔道士リナ=インバース。天下無敵のヒロインも、いまや気分は猛獣使い。オイシイおしごとばかりじゃないが、天下国家の一大事から、小さな恋の悩みまで、あの手この手で解決します。いざ往かん、お笑いの荒野へと。完全無欠のユーモア・ファンタジーシリーズ第六弾。

感想・レビュー・書評

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  • かなり読んでからわかった、読んだことあったなぁ。
    でも、10年以上前だからほとんど話忘れていたけど。
    何も考えずに読める、気楽なファンタジーコメディでした。

  • [評価]
    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    短編は難しいことを考えずに読めるから気楽だ。
    それにしても噂の勇者がナーガの弟子だったことには思わず吹き出してしまった。でも、読んでからから考えるとよく納得できるな。

  • この小説は、「リナ」と「ナーガ」の珍道中の短編集です。内容としてはまあまあの面白さです。

  • シリーズ短編集第6巻。6本の短編を収めています。

    第1話は、双子の料理人がどちらの料理が優れているかを競う話。第2話は、地竜王を祭る神官と水竜王を祭る神官が、それぞれリナとナーガを雇い、魔道書『ルオ=グラオンの書』を求めて争う話。第3話は、ラグド王国の大臣が反乱を起こしたという報せを受けて、リナとナーガが反乱鎮圧に向かう話。

    第4話は、「村はずれに住む偏屈な魔道士」を成敗すると称して強奪を繰り返してきた自称「勇者」のウォーレンを懲らしめるために、リナとナーガが魔道士協会の依頼を受けて猿芝居を打ちます。リナが依頼主、ナーガが悪の魔道士を演じるのですが、人の話を何でも信じ込む彼を助手のサミーが利用していたことが判明します。

    第5話は、根性なしの魔道士ガードナーと、彼に惚れ込んだお嬢様のエレミーの物語。エレミーの依頼を受けてガードナーを探し出すことになったリナは、レストランでバイトをしている彼を発見します。

    第6話は、第5話の続き。ウォーレンとの交際を認めないエレミーの父親は、エレミーをコードゥェルという知人の屋敷に住まわせます。リナは、根性を示してエレミーとの交際を認めさせるようにウォーレンを説得し、ウォーレンとコードゥェルの息子のバリスとの決闘を提案します。ところが、バリスもウォーレンに劣らない根性なしだということが判明します。けっきょく、リナの奮闘のかいあって、エレミーとウォーレスの交際が認められることになります。

  • スレイヤーズシリーズ。ファンタジーにドドっとハマることになったキッカケの一つ。テンポが良くキャラが立ってて世界観もしっかりしてて好きだった。

  • 料理人対決は(笑)『打倒!勇者様』は意外な真相が(笑)間抜けな勇者様だ(笑) 『愛しの根性なし』『根性なき戦い』はドSとドMの恋だね〜(笑)

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著者プロフィール

「第1回ファンタジア長編小説大賞」で準入選した「スレイヤーズ!」でデビュー。ほかに「ロスト・ユニバース」「クロスカディア」「アビスゲート」など著作多数

「2019年 『スレイヤーズ17 遥かなる帰路』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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