天高く、雲は流れ 1 (富士見ファンタジア文庫 32-17)
- KADOKAWA(富士見書房) (1995年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829126325
作品紹介・あらすじ
「変わってねぇなあ」イアルの都でフェイロンはそう呟いた。十七歳の時に家出をして以来、六年ぶりの帰郷だった。彼は説教好きで強引な性格の兄、オルジェイにむりやり政略結婚させられそうになって家を出ていたのだ。「わぁ。人がいっぱいいるよ」目をしばたたかせる息子のユンファに笑いかけながら、フェイロンは兄がどんなに怒るか想像して苦笑いを浮かべた。結婚を嫌がっていたのに、子供まで連れて帰ってきたのだから。だが、どうしても帰ってこなければならなかった。イアルに大いなる災いが訪れようとしていたのだ-。騒ぎを引き寄せる男、フェイロンが巻き起こす、嵐の大冒険。
感想・レビュー・書評
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今度の主人公は不幸じゃない!?
の、説明文に笑ったわ
可愛くて健気な息子ユンファを連れた、
武術の達人フェイロン
魔族のパジャ、駄洒落好きな美貌の王女ロスメスタ、
魅力的な登場人物で、一巻から楽しい〜(≧∀≦)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中学の頃ハマっていたシリーズを再読。
古本屋で表紙絵に惹かれて購入したラノベで、一番のアタリ作品だった。久し振りに読んでも、やっぱり面白い。話のテンポは良いし、登場人物も魅力的。なにより、主人公が若い父親で、独身の仲間達とちょっと違った視点で物事を見てるのが面白いなと思う。
しかしながら、当時は何も考えてなかったけど、23歳の主人公に5歳くらいの子供がいる、即ち18歳で父親ってのがなんだか微妙…。現実にも、その歳で親になる人は沢山いるけれど、やっぱり早いよなぁ…。対象年齢と物語の内容的にその辺りの歳がギリギリだったんだろうけど、17歳で家出して、すぐ結婚してるってことだもんなぁ…。 -
珍しく読み上げました。
主役が強くてなおかつかっこいいです
全15巻 -
サクサク読めました。
気付いたら1巻終わってた感じ。 -
全15巻読了。
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中学ん時によく読んだ。シリーズとしては最後がなぁ…。
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図書館で発見。完結済み。全購入。穏やかにシンプルに、されど底は深く。そんな作品。
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全15巻だが7巻で挫折。なんというか、結局主人公は強いから何が起こってもどうにかなるんだろうな。と思って読んでしまうので入り込めなかった。
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長いですね、全15巻。でも最後まで考えさせられました。個人的には最終巻、最後の2文が凄く好き。
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登場人物の「パジャ」に惚れていた記憶がある。夏休みに一気に読んだ記憶もある。