クリムゾンの妄執 (富士見ファンタジア文庫 20-23 スレイヤーズ 11)

著者 :
  • KADOKAWA(富士見書房)
3.41
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本棚登録 : 433
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829126936

作品紹介・あらすじ

-旅行中の魔道士様各位 急用なき方は、至急、最寄りの魔道士協会まで顔を出されたし-戦士にして天才美少女魔道士たるこのあたしリナ=インバースが、その貼り紙を目にしたのは、旅の途中で立ち寄ったとある町だった。どうにもキナ臭い雰囲気を感じながらひとまず向かった魔道士協会。そこで、あたしとガウリイはクリムゾン・タウンの魔道士協会評議長が領主を抹殺し、町を武力で支配したという話を聞かされたのだった。むう。やっぱし悪い予感は的中したか。しかも協会じきじきの話とあっちゃあ、反乱の鎮圧にむかうしかないか…。

感想・レビュー・書評

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  • #読了

    え、これスレイヤーズよね?って少し思ったくらい(めちゃくちゃ失礼)切ないラストでした

  • ふっきれ過ぎちゃった。
    そして無責任な噂だけが広まっていくのでしょう。
    「リナ・インバースに関わるとろくなことがない」と。
    1部には2人もいた回復呪文の専門家が、今回はいないからなあ…。
    パーティのバランス大事です。

  • この巻では、リナとガウリイの二人が「クリムゾン」周辺の街「ライゼール」の柱に不可解な文書が書かれていて、それを見た一行に「アリア」も加わって旅をする。その道中に「サイラーグの壊滅」の言葉が出て、リナたちが一瞬動きを止めたがすぐに動き出した。
    そして、クリムゾンについて一連の事件を解決したが、後味が悪くなる。

  • シリーズ本編第11巻。

    リナたちのもとに、クリムゾン・タウンの魔道士協会が反乱を起こしたという報せが届きます。反乱軍を鎮圧するために、魔道士協会が旅の魔道士に協力を要請していたのです。

    クリムゾン・タウンへ向かおうとするリナたちですが、そんな彼らの前に、一緒にクリムゾン・タウンに連れていってほしいと願い出る、アリア=アシュフォードと名乗る若い女性が現われます。彼女の姉のベルは、クリムゾン・タウンの魔道士協会評議長を務めるカイラスに見初められ、意にそまない結婚を余儀なくされたとのこと。アリアは、やがて戦いの始まるクリムゾン・タウンからベルを助け出したいのだと言います。

    リナとガウリイは、カイラスの手下の攻撃を退けつつ、クリムゾン・タウンへと向かい、ついにカイラスと対決します。しかし、カイラスを倒したリナは、今回の反乱が、カイラスを憎むあまり、彼に汚名を着せて死なせることを図ったベルの仕業だったことを知ることになります。彼女の憎しみにつけこんだのは、覇王将軍シェーラが携える魔剣ドゥールゴーファでした。姉が変わってしまったことを知ったアリアは、自分の身を犠牲にして、すべてを終わらせることを決意します。

    ストーリーそのものはありきたりでしたが、「スレイヤーズ」らしさを保ちつつも少し抒情的なラスト・シーンはよかったと思います。

  • ブクログ登録日以前の読了の為レビュー無しです
    ※興味グラフ表示させる為に入力してあります

  • シリーズ第十一弾。


    ******* 再読記録 ********

    2009.09.22

  • スレイヤーズシリーズ。ファンタジーにドドっとハマることになったキッカケの一つ。テンポが良くキャラが立ってて世界観もしっかりしてて好きだった。

  • 「スレイヤーズ」長編シリーズ11作目。
    “旅行中の魔道士様各位 急用なき方は、至急、最寄りの魔道士協会まで顔を出されたし”
    旅の途中で立ち寄った町でこの貼り紙を目にしたリナとガウリイが魔道士協会で聞かされたのは、クリムゾン・タウンの魔道士協会評議長が領主を抹殺し、町を武力で支配したという話だった。を聞かされたのだった。しかし協会じきじきの話、しぶしぶ反乱の鎮圧に向かう2人だったが・・?
    ************************

    まだまだ話の核心には迫らないが、シリーズ内でもまれに見る重い話。
    ガウリイ、謎の魔力剣を持って活躍するようになったね〜良かった良かった(笑)。
    こんだけ重くて派手さの無い話でも、キャラの魅力で読むスピードが薄れない。さすが!

  • 悲しい結末だった。小説だとどうしてこんなにシビアに話が進むのかな。

    1996年7月30日購入


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  • これ読んですごく鬱になった記憶が。シリアスでバッドEDな話読んでもここまでへこむことはなかったのにってほどがっくりしました。再読の時も避けたりしてね。

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著者プロフィール

「第1回ファンタジア長編小説大賞」で準入選した「スレイヤーズ!」でデビュー。ほかに「ロスト・ユニバース」「クロスカディア」「アビスゲート」など著作多数

「2019年 『スレイヤーズ17 遥かなる帰路』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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