覇軍の策動 (富士見ファンタジア文庫 20-25 スレイヤーズ 12)
- KADOKAWA(富士見書房) (1997年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829127407
作品紹介・あらすじ
戦士にして美少女天才魔道士たる、あたしリナ=インバースは、魔道士協会からの依頼で、デーモン大量発生事件の調査にむかっていた。もちろんあたしの自称保護者であるガウリイも一緒である。にしても、特にこれといった手がかりもないまま引き受けるハメになった、この仕事。はっきしいって、全然乗り気じゃないんだけど、そこはそれ、やむにやまれぬ「しがらみ」ってヤツ。まったく、こんなシケた依頼料じゃ盗賊いぢめでもしなけりゃ、路銀のたしにもなりゃしない。とかボヤいていた、あたしの前に、またもや見え隠れするは、覇王将軍シェーラの影!!をいをい、なんかもー、いきなりやっかいごとに巻き込まれてる気がするぞ。
感想・レビュー・書評
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#読了
ついに大詰めになりそうな12巻!
ドタバタ冒険記ももうすぐ終わりを迎えるのかな
きっと、多分…笑詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
余裕がある時だったらもっと愉快なキャラだったろうにね、シェーラさん。
物語は深刻さを増してるけど、リナさん自体のけがは最近それほどでもないのよね。
1部の時は結構簡単にボロボロになってたのに。
回復役が少ないからそうそう捨て身にもなれないか。 -
シリーズ本編第12巻。
旅の途中、リナとガウリイは黒いシャーマンのような姿の魔族の襲撃を受けます。その後2人は、またしてもルークとミリーナに再会します。ルークたちは、ジェイド=コードウェルという騎士の依頼を受けて、彼と一緒にガイリア・シティに向かう途中でした。彼らの話によると、ディルスの首都ガイリア・シティでは、「シェーラ」という女傭兵が王を操っているとのこと。やがて、シェーラに警戒するよう諫言したジェイドの父・グランシス=コードウェルも、ジェイドたちが各地の領主にガイリア・シティの異変を伝えている間に病死してしまったことが明らかになります。
ガイリア・シティにいる「シェーラ」が、覇王将軍シェーラに違いないと確信したリナたちは、ジェイドらとともにガイリア・シティに乗り込みます。魔族の襲撃を退ける彼女たちは、自分たちが戦っていた下級デーモンが魔族に生まれ変わったかつてのガイリア・シティの人間たちだったこと、さらに、『シャーマン』がジェイドの父・グランシス将軍の変わり果てた姿だったことを知ります。
ジェイドは悲しみを乗り越えて魔族たちを倒し、ついにシェーラと対面を果たします。激闘の末、リナたちはシェーラを破りますが、彼女は消滅のときに笑みを浮かべていました。しかも、デーモンの大量発生の謎も残されたまま。そんな彼女たちの前に、黄金竜の長老・ミルガズィアが現われ、覇王グラウシェラーのねらいは「降魔戦争」の再現だとリナたちに告げます。
今回はアクション・シーンが多めでしたが、ストーリー自体もジェイドを軸にしてきれいに構成されている印象です。 -
ブクログ登録日以前の読了の為レビュー無しです
※興味グラフ表示させる為に入力してあります -
シリーズ第十二弾。
******** 再読記録 *******
2009.09.23 -
スレイヤーズシリーズ。ファンタジーにドドっとハマることになったキッカケの一つ。テンポが良くキャラが立ってて世界観もしっかりしてて好きだった。
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「スレイヤーズ」長編シリーズ12作目。
魔道士協会からの依頼でデーモン大量発生事件の調査に向かったリナ&自称保護者のガウリイ。も一緒である。しかし手がかりはないわ、依頼料はシケてるわ・・乗り気じゃない・・なーんてボヤいてたら、またまた見え隠れする覇王将軍シェーラの影!
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あー、巻を追うごとに暗くなってきてるぞぅッ!
こんなときこそガウリイのボケ具合に癒されるわ(笑)。しかも戦いでも頼りがいあるし♪
さーて、最後のシェーラの笑みが気になるところだが・・・・?
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覇王将軍シェーラの最期の瞬間の微笑みは。話が佳境に入ってきた感じだ。ルークももう少し頑張ればミリーナが(笑)
1997年4月20日購入
除除 -
ラストバトルへの布石みたいな巻だったかな?