フルメタル・パニック! 放っておけない一匹狼? (ファンタジア文庫)
- KADOKAWA (1998年12月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829128572
感想・レビュー・書評
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シリアス分を省き、高校生活のドタバタっぷりを抽出した短編集。
戦争が基準の宗介のはちゃめちゃっぷりが描かれるわけなのだが、その思い切ったハチャメチャっぷりが面白い。
生徒会長である林水も愉快なキャラで宗介のおもしろさを上手く引っ張り出してくれてると思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
戦争ボケの相良宗介とツッコミ役の美少女千鳥かなめが中心となり展開される学園コメディの短編集。
ライトノベルの人気作は面白くて読みやすい!
声を出して笑ってしまうような場面が多くて人が周りにいる所では読めないと思った。
ただ、戦場を生き抜いてきた優秀な戦士である少年が非日常的な兵器などを持ち出した振る舞いを笑えるのは、平和な日本で育ってきた者だからだろう。
戦場やテロが日常だったり、徴兵制があったり、銃社会だったりしたら、この作品は受け入れられないかもしれない。 -
【再読】『戦争ボケ』で一般常識がまるで無い相良宗介が、自分自身の「常識」に従って、結果的に狂戦士っぷりを発揮することになるコント集(?)的な短編集。ミスリルもウィスパードも出てこない、平和(?)な学園コメディで、やはりかなめの『正統派暴力系ヒロイン』っぷりが2.5周廻って逆に新鮮に感じてしまうなあ。べらんめえ口調で、何かあればすぐに手が出る彼女は実にカワイイよね。
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面白い
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本編とは違い、手軽に読めて楽しめる内容だった。
宗介の普通の高校生とは異なる感覚は読んでいる分には楽しいけど、実際に巻き込まれたら堪らないだろうな。それても高校生のノリで楽しめるかな?
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結構、生徒の方は楽しめているようだけど、教師陣は頭を抱えている感じだ。
それにしても宗介の説明をすんなり受け入れている林水生徒会長が一番の曲者だと思う。 -
原作も楽しいけど「ふもっふ」大好きなもんでイメージが強烈に頭に残っていて、収録されたエピソードはどうしても比較しちゃった。書き下ろしが新鮮に読めて特に面白かったなぁ。
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【再読】
何も考えずにさくさく読めてしかも面白い。
長編の方とここまで違うと
別物として楽しめるからいい。
ラブコメは苦手だけど
フルメタの短編は結構好き。
長編といい感じのバランスで読んでいこう。 -
フルメタシリーズの短編集第一巻、戦場育ちの宗介が日常生活でおこすドタバタに千鳥のツッコミも冴えわたる。
恋人はスペシャリストが一番お気に入り。 -
恋文と中傷と西瓜と代役と写生と灰かむりの話。シリーズ二冊目、短編第一弾。長編とは一転シリアス成分は殆どなく、話も「戦うボーイミーツガール」と地続きではなく独立しているが、短編同士では繋がりが多く短編内での世界ができあがっていて面白い。サクサク読めるしな
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宗介の暴走っぷりがなんと激しい事か。好きですよ?笑