スクラップド・プリンセス 5 捨て犬少女の夜想曲 (富士見ファンタジア文庫 88-6 スクラップド・プリンセス 5)

著者 :
  • KADOKAWA(富士見書房)
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本棚登録 : 192
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829129616

作品紹介・あらすじ

傘もささずに立ちつくす少女をみかねて、シャノンは傘を手渡した。どこにでもある、ごく普通の小さな出会い。それで終わるはずだった。だが-。何を思ったか、少女はシャノンの後をついてきてしまった。シャノンと同じ黒髪黒瞳を持つ少女。自分よりも"本当の妹"らしい少女。彼女の出現に、パシフィカの心は乱れる。ささいな出来事で狂いはじめてゆく。姉兄妹の心の歯車。どんなことも互いの絆で乗り越えてきたパシフィカたちを、今最大のピンチが襲う!!榊一郎のハートフルファンタジー第5弾。魂を震わせて、またまた登場。

感想・レビュー・書評

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  • [評価]
    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    雨降って地固まるといった内容だった。
    新キャラ「スィン」の登場がパシフィカとシャノンの関係に大きな楔を打ち込み、その関係を再構築する結果となった。
    スィンは今後も登場しそうだがどうなることやら。
    一方で今まではあまり注目されることがなかったラクウェルの事も少しずつ気になってきた。

  • 血の繋がらない兄妹間にある感情は、家族愛なのか、恋愛感情なのか?
    一人の少女の出現でそんな疑問が生まれるんだけど……
    この少女があのオチを齎すかと思うと許せない。

  • シャノンが見ず知らずの少女を拾ってきたことから兄妹喧嘩が勃発してしまう。兄を取られたような想いからその少女に冷たく当たってしまうパシフィカだが、どうも姉と兄の様子がおかしくて…。新たな敵も登場し、波乱尽くめの第5巻。

  • なんてことだーーー<br>
    動き少ないのになんて面白い、ラクウェルの行動が涙を誘います・・・<br>
    ていうか、敵なんだ・・・悲しいぞこれは・・・<br>
    いつかまた絶対どっかで立ち塞がるんだよね、大人スィン。<br>
    奇跡への軌跡に期待してます、榊さん。マジ。

  • 泣ける。

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著者プロフィール

第9回ファンタジア長編小説大賞準入選作「ドラゴンズ・ウィル」でデビュー。主なシリーズに「スクラップド・プリンセス」「ストレイト・ジャケット」「棺姫のチャイカ」の他、「アウトブレイク・カンパニー」(講談社ラノベ文庫)などがある。

「2019年 『妖精狙撃 エルフ・ウィズ・サイレントアサシン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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