影執事マルクの手違い (富士見ファンタジア文庫 て 1-1-1)
- 富士見書房 (2008年10月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829133361
作品紹介・あらすじ
ヴァレンシュタイ家の新米執事・マルクは優秀だった。柔和な笑顔にスマートな身のこなし。よく気がついて知識が豊富。「マルクさんって、何でもできるんですね!体は弱いけど」素朴に感心する使用人たち。うら若き美貌の主・エルミナも無表情ながら満足のご様子。だが本人だけは不本意だった。私はなぜ「おいしい紅茶」なんて淹れてるんです!?山犬の精霊"クフ・リーン"を使役する「影使い」の暗殺者が、なぜ!?-なぜ?それは、強大な精霊に守られたエルミナに返り討ちにされたから。絶対服従を強いる「空白の契約書」にサインしたから…。風変わりな主と執事のコミカル・バトラー・ファンタジー。
感想・レビュー・書評
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色々能力が高いわりに、ヘタレで苦労体質な少年が主人公です(笑)
一巻を読む限りでは、物語が動くのはまだまだという感じ。それなりに面白かったので、これからの展開に期待です。 -
暗殺をするために出向いた先で、執事になってしまった
経緯と状況と後始末物語?w
危険もなく、安心して読み進められます。
ちょっと思った突っ込み場面も、きっちりと突っ込んでくれています。
スレイ○ーズ、のようなのりです。
あそこまでは笑えませんが。
が、登場人物は色々ありそうというか…。
とりあえず、過去を知りたいです。
どれだけ職を転々としたのか、どれほど知識を身につけたのか。
叩けばアレルギー反応を起こしそうなほど
埃が出てきそうな主人公でしたw -
2010年6月3日
天然過ぎる少年と少女達の話。 -
まあまあ。しかし、世界観の設定が中途半端なのが違和感。
文字を少し変えた世界ほど、中途半端な世界観は無いので、やるなら、史実の裏側か、まったく違う世界観を作くれば良いのにな。
キャラクターなどは良い感じ。
アイデアとしては、まあまあ。でも、どっかで見た感じは否めない。 -
主人公のぼんやり天然ぶりが面白いです。
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キャラはいいのに面白くないって。
なんか文章下手くそな気がする。集中して読まなかったからか何なのか。
何書いてるのか訳分からん。情景描写ない訳じゃないのになぁ。
続きは遠慮しよう。 -
いやー、この作者ね、一冊目の単行本がクソつまらなくて、とりあえず読み終えたけどそのままブックオフに売り飛ばしたんだな。だから、新シリーズが出てもしばらく無視していたんだが……たまたま、何冊めかの表紙の絵が可愛いなーと思ってうっかり手に取り、一巻を買って読んでみたら面白くてはまった。
そして、売り飛ばした本の作者だと知って驚いた(笑)。
デビュー文庫が面白くても先細りでつまらないと思う人が多いが、その後に化ける人も多いんだな。と言うか、私好みの話だっていうだけなのだろうけど。
こういう、へタレわんこ系はたまらなく好きなのだ。
ちなみに、思い出しレビュー。 -
話は面白い。キャラクターも好き。けれど続きを読みたいと思わないのは文体が自分と合わないからみたいだ。アニメ化もしくは漫画化したらすごく見たい。
最初あらすじを読んだときにハヤテっぽいかとおもい影使いまで読んだときには黒執事かと思いきやどちらとも違い、ヘタレで頑張る主人公が時たまむちゃくちゃカッコよく自分の能力を使う話でした。話としては本当に好きだからこそ漫画化アニメ化してほしい。 -
図書館で発見。
『異能×バトル×謎』なもの。
主人公がヘタレだけどできる子です。
「影使い」ってよくある設定だけど対価がこれほどきついと一概に良いとはいえないものですね。