黄昏色の詠使いVIII 百億の星にリリスは祈り (富士見ファンタジア文庫 さ 2-1-8 黄昏色の詠使い 8)

著者 :
  • 富士見書房
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829133576

作品紹介・あらすじ

『アマリリスの記憶に耳を傾けろ、お前の全てがここにある』アーマの言葉から広がる映像に、クルーエルは言葉を失った。「わたしが…わたしでなくなる…?」新種触媒暴走事件に端を発し、"世界"の真実は明かされていく。二つの意志法則体と、名詠式の成り立ち。そして、そこに必要不可欠な"クルーエル"の存在意義-。全てを知り、クルーエルは決断する。「信じてる。だから、伝えたいことがあるの-ネイトに」彼女の願いは、ネイトに届くのか?名詠式が残酷な"真実"をつきつける、詠う召喚ファンタジー。

感想・レビュー・書評

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  •  物足りないのと、瀬底に対して少しは安いギルのではと当時は思っていた

  • それぞれが激突する中、物語の深層がいよいよ明らかに。ネシリスとファウマの闘いはなかなか壮絶でした。物言わずネシリスのカッコよさがもう。シャンテとの距離感が絶妙ですね。相変わらず大人やサブもステキな物語だなぁ。次で一段落らしいので次巻読むのを楽しみにします。

  • バトルシーンが今までにない迫力で、面白かったです。

    今までの闘いって、どこか安心感があるというか、
    最後は勝つんだろうな、っていう感じがしていたんですが、
    今回は少し雰囲気が違いますね…。

    みんなどこか子どもらしい迷いを残してて、そこを揺らされているというか…。でもそこがいいです。

    個人的にはファウマがすごく好きです。
    こういう頑張りすぎちゃう女の子は、見てて切ないだけに、放っておけない感じがします。

  • 残酷な真実を知り、それでも大切な人と一緒にいる為、ひたむきに歩みを続ける。一方で、不器用に生きる者達の戦いも幕を開ける。ネシリスとシャンテの二人がいい味出してます。

  • シャオ一派とネイト側との全面対決開始。

    戦いの中でこの作品の根幹をなす名詠の秘密やクルーエルやアマリリスの真実が明らかになっていく。
    それらの真実は美しく、そして残酷…。

    すべてはネイトの行動次第で、ネイトはどの道を選ぶのか….。ということで、この章もクライマックスです。

  • 今更だけどほんと良いイラストですね。

  • 名詠式の謎が明かされる非常に重要なストーリ。

  • この巻は口絵が素敵すぎて楽しみだった巻でした。
    中々7巻に手が伸びず、時間がかかったのですが…

    内容のほうも、微妙です。
    クルーエルについて、衝撃の秘密が明かされますが、明かされ方が気に食わない。
    とにかくこの巻は「ソードアート・オンライン」で引き合いに出していた
    「作者依存用語」での説明オンパレードなんです。
    今回の展開は、説明でなく何気ない展開の中で明かされていってほしかった
    ように思います。

    んでもって、ネイトとクルーエルの今後については全く悲観していません。
    可能性が示唆された時点でハッピーエンドが約束されていると思うから。
    あと、ある意味「先輩」と言えるカインツさんとイブマリーさんが、
    彼らの今後を暗示しているかと。遠く離れても想い合うことを忘れない先輩が。
    うん、この2人大好きだー!

    今まで大人なキャラとして描かれていた「イ短調」のメンバーの人間くさい1面なぞも
    今回(そしておそらく次回)も見所なんでないかと思いますね。

    あとは、今回痛いほどに伝わったファウマはじめ敵サイドの綿々の「想い」が
    見えてきたのも面白いです。
    勧善懲悪ではないなぁと。このあたり根っこが相反する「想い」の対決だから
    ってのも大きいでしょうが。
    とにかく次巻気になりまくりです。

  • この世界の成り立ちの部分は少し説明っぽく私にはきつめでした。が、シャンテとネシリスの昔話などはすごく惹かれるものが。

  • まだ読んでません。パラパラとめくってみました。

    …彼らは真っ直ぐだなぁ、ていつも想うのです。
    7巻すっ飛ばしー(オイ)なので、年明けに。

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著者プロフィール

『黄昏色の詠使い』にて第18回ファンタジア長編小説大賞佳作を受賞。『氷結鏡界のエデン』『不完全神性機関イリス』をファンタジア文庫にて刊行。

「2023年 『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦15』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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