黄昏色の詠使いVIII 百億の星にリリスは祈り (富士見ファンタジア文庫 さ 2-1-8 黄昏色の詠使い 8)
- 富士見書房 (2008年12月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829133576
作品紹介・あらすじ
『アマリリスの記憶に耳を傾けろ、お前の全てがここにある』アーマの言葉から広がる映像に、クルーエルは言葉を失った。「わたしが…わたしでなくなる…?」新種触媒暴走事件に端を発し、"世界"の真実は明かされていく。二つの意志法則体と、名詠式の成り立ち。そして、そこに必要不可欠な"クルーエル"の存在意義-。全てを知り、クルーエルは決断する。「信じてる。だから、伝えたいことがあるの-ネイトに」彼女の願いは、ネイトに届くのか?名詠式が残酷な"真実"をつきつける、詠う召喚ファンタジー。
感想・レビュー・書評
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物足りないのと、瀬底に対して少しは安いギルのではと当時は思っていた
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それぞれが激突する中、物語の深層がいよいよ明らかに。ネシリスとファウマの闘いはなかなか壮絶でした。物言わずネシリスのカッコよさがもう。シャンテとの距離感が絶妙ですね。相変わらず大人やサブもステキな物語だなぁ。次で一段落らしいので次巻読むのを楽しみにします。
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残酷な真実を知り、それでも大切な人と一緒にいる為、ひたむきに歩みを続ける。一方で、不器用に生きる者達の戦いも幕を開ける。ネシリスとシャンテの二人がいい味出してます。
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シャオ一派とネイト側との全面対決開始。
戦いの中でこの作品の根幹をなす名詠の秘密やクルーエルやアマリリスの真実が明らかになっていく。
それらの真実は美しく、そして残酷…。
すべてはネイトの行動次第で、ネイトはどの道を選ぶのか….。ということで、この章もクライマックスです。 -
今更だけどほんと良いイラストですね。
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名詠式の謎が明かされる非常に重要なストーリ。
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この巻は口絵が素敵すぎて楽しみだった巻でした。
中々7巻に手が伸びず、時間がかかったのですが…
内容のほうも、微妙です。
クルーエルについて、衝撃の秘密が明かされますが、明かされ方が気に食わない。
とにかくこの巻は「ソードアート・オンライン」で引き合いに出していた
「作者依存用語」での説明オンパレードなんです。
今回の展開は、説明でなく何気ない展開の中で明かされていってほしかった
ように思います。
んでもって、ネイトとクルーエルの今後については全く悲観していません。
可能性が示唆された時点でハッピーエンドが約束されていると思うから。
あと、ある意味「先輩」と言えるカインツさんとイブマリーさんが、
彼らの今後を暗示しているかと。遠く離れても想い合うことを忘れない先輩が。
うん、この2人大好きだー!
今まで大人なキャラとして描かれていた「イ短調」のメンバーの人間くさい1面なぞも
今回(そしておそらく次回)も見所なんでないかと思いますね。
あとは、今回痛いほどに伝わったファウマはじめ敵サイドの綿々の「想い」が
見えてきたのも面白いです。
勧善懲悪ではないなぁと。このあたり根っこが相反する「想い」の対決だから
ってのも大きいでしょうが。
とにかく次巻気になりまくりです。 -
この世界の成り立ちの部分は少し説明っぽく私にはきつめでした。が、シャンテとネシリスの昔話などはすごく惹かれるものが。
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まだ読んでません。パラパラとめくってみました。
…彼らは真っ直ぐだなぁ、ていつも想うのです。
7巻すっ飛ばしー(オイ)なので、年明けに。