ハイスクールD×D3 月光校庭のエクスカリバー (富士見ファンタジア文庫 い 3-1-3)
- 富士見書房 (2009年4月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829133910
作品紹介・あらすじ
俺、兵藤一誠は、今モーレツに幸せを実感している。美少女アーシアにつづき、憧れのリアス部長まで俺の家で生活することになったのだ!ビバ同棲!ハッピー桃色ライフ!!そんな中、ヴァチカンからの使いが現れ、「聖剣エクスカリバーが盗まれこの町に持ち込まれたが、俺たちは一切手を出さないよう」-と要請してきた。部長は動くなというけど、なんだか釈然としない。その上、木場の様子もなんだか変だし…どうもきな臭いぜ。こうなったら俺が何とかしますか!友情と熱血とたっぷりの煩悩で贈る、学園ラブコメバトルファンタジー妄走。
感想・レビュー・書評
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今回は木場メインで一誠は全体的にサポートに回っているが、その分別の方面で活躍している。事あるごとに発するセクハラ発言、能力の全てをエロ目的に費やす根性、敵の誘惑に乗りかける甘さ。まさかここまで下心満載だとは思わなかった(笑)
着々とフラグを立てる中、最終的に彼がハーレムを形成できるかどうか凄く気になってしまった。
案外早くも『白い龍』が現れた事で今後の展開も進みそうな気がするが、そういえばこの物語の終着点はどこなのだろうか。悪魔以外の陣営を滅ぼした時だろうか、それともハーレムを形成した時だろうか?
また、木場も『禁じ手』に至る訳だが一誠に比べると大分見劣りしてしまう状態である。一応気持ちに応じて強くなるような描写があるものの精神状態で左右される武器というのは案外脆いからな……。やはり一誠は少々強すぎるのではないだろうか。
今回は『復讐』『宗教』『狂気』と難しい要素が集まっていたが、それに対して登場人物達の葛藤や固執、プライドの描写が少々足りなかったように思える。そのせいで本来なら衝撃的なはずの台詞も薄っぺらく感じてしまうシーンが幾つかあった。個人的には2巻のような単純明快さで突き進む一誠の姿の方が見ていて楽しいんだけどな。
今のところ好きなキャラの順序は、朱乃≧部長>一誠>ゼノヴィア>木場>会長≧アーシア≧匙>子猫かな。朱乃さんは今回のあるエピソードで急騰しました。だってあそこまでやられたら男としてはねぇ……。 -
木場の伏線回収回。エクスカリバーは折れて7分割されてる状態でのスタート。結局何本かは登場しなかったので続きがあるのかな。
そういえば、最後のあたりがアニメと少々違ったな。ちょっと淡泊な終わり方というか・・・ -
木場の過去の話がメインとなって話が進んでいくが、白い龍やミカエルの不在など様々な事柄が明らかになっていき、緊張感のある内容になっていた。
エロも相変わらず。
無自覚に大胆発言をするアーシアが素晴らしい。 -
エクス・・。カリバーーー!
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今回も変わらずに面白かったしエロかったし熱かった。主人公があまり活躍しないことにちょっと不満がないと言えばウソになるが、木場のラストシーンには泣いた。ひとりじゃない、みんなと共につかんだ勝利だからこそ、木場も救われたのだろう。
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何か軽い小説が読みたいと思いbookwalkerで購入。
読みやすく、面白い。キャラも立っていて楽しい。
ここまでエロに拘っている主人公には逆に清々しさを感じる。
一冊の話しの区切りが良い。
でも、人にはすすめにくいかな… -
騎士・木場くんのターン。過去は予想以上に壮絶でした。朱乃さんの素性やら他の悪魔やら一層賑やかになってきましたね。その中で我らがイッセーくんはいつもどおりエロエロ。まあ今回は木場くん回だから熱さよりエロさが勝るのは仕方ないか。しかしそれを凌駕するくらい、朱乃さんの吸引がエロい。