鋼殻のレギオス13 グレー・コンチェルト (富士見ファンタジア文庫 あ 1-1-13)

  • 富士見書房
3.55
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本棚登録 : 383
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829134016

作品紹介・あらすじ

リーリンの右目は知っている。この先の道がどこへ続こうとしているのかを。ただ進めばいい。そうすれば-レイフォンは、かかわらずにすむ。グレンダンに帰ってきたリーリンは、自律型移動都市、そして電子精霊の原初ともいえる存在と邂逅する。一方ニーナは、天剣授受者ティグリスの孫であるクラリーベルと出会い、グレンダンの奥へと誘われる。そしてレイフォンは、フェリやシャーニッドと共に、二人の奪還のためグレンダンへと侵入を果たすが-。槍殻都市グレンダン-奥の院。そこで、何が待つのか?自律型移動都市の深淵に潜む過酷な運命に向かい、歯車が動き出す。

感想・レビュー・書評

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  • ☆3.5

  • 前巻できっつい評価下しましたが、そこからの続きなのでやはりきっつい評価です。

    まず一番気に障ったのが、デルクは理由もなく、不自然なほどにリーリンを擁護してること。
    養女だからといってもレイフォンだって養子ですし、武芸者だから元天剣だからって差別しそうな人格にも見えません。
    双方大切ならそれこそ話し合いが大事なのではないでしょうか、何故にいきなり戦う気満々なのかと。

    少なくともレイフォンはリーリンの真意を確かめるのが主目的な訳で。
    納得出来ないから戦うならまだしも、何故納得させないまま叩き返そうとするのか。
    元はといえばリーリンが下手に本人の前でヒロインぶるのが悪いと思うのですが。
    正直に言えばこんなヒロインのために1巻使うってこと自体が納得出来ません。

    ……少し冷静になってコメントしますが、恐らくは【予定調和】なのでしょう。
    作者的には【レイフォンがグレンダンでガチンコする】というストーリーを目的としていて、そのための理由付けがぐだぐだになってるだけだと思われ。
    キャラクターがかわいそうこの上ないですね。

  • 表紙破れちゃった

  • 本編半分、短編2編の構成
     クライマックスに突入?
      レイフォンとリーリンそれに隊長の運命は?
       謎はどこまで解けるのか。

  • また新しいキャラが登場か。。。

    登場人物が多すぎて、相関図を頭の中で構築しながら読まなくてはならないのが辛い。
    あと、外伝作品読んだ方がストーリー認識しやすい。

    ここまで読者に読む技術を強いるライトノベルは初めて。全くライトじゃ(軽く)ない。

  • どうしても、レイフォンとリーリンたちが敵対?する構図に
    納得がいかないので
    そのまま続きを読んでも納得がいかないまま。
    外伝も読んでいないし、次から次へとキャラが出てきて
    大風呂敷を広げすぎという印象。

    何故レイフォンが天剣として共に戦えないのか同意できないので
    リーリンにも感情移入できない感じ。

    ファンタジーものとして読み始めたのに
    『地球』とかその辺りの設定を持ってこられると
    ファンタジー要素に欠けてしまう点も、物語に入り込めなくなっている一因。

    主人公であるはずのレイフォンが、影が薄くなる一方なのも問題か。
    リーリンやニーナサイドの説明にページが費やされ
    レイフォンサイドから見れば、リーリンとニーナを救おうと
    グレンダンに向かった、という全巻のラストから
    殆ど話が進んでいない。
    次巻から展開があるのだろうが…
    正直メディアミックス云々のしすぎのせいか
    冒頭でも言ったが話が散漫に広がりすぎて
    感情移入出来ないので、正直どうだろうかと思う。

  • 番外編読んでないからわけわかりません!

    本編だけでわかるように書いてくれないので、むかつくので本編しか買いません。メディアミックスしすぎで正直うざいです。

    でもサヴァが好きだから我慢する。←キャラ萌えって大事

    深遊さんが好きだと叫びたい。

  • リーリン強い…!

  • 今巻は本編+短編2編
    短編は、カリアン・フェリ兄妹それぞれの話。

    本編がまたもや気になるところで終わっている・・
    そろそろレジェンド三部作を読んでいない人には、よくわからない展開になってきたのでは・・

    リーリンがレイフォンに対して気付いた気持ちとは!?
    デレクに落ちたトゲは何を意味するのか!?
    なんだか謎だらけで終わってしまった13巻だった・・

  • リーリンが決意し、サヤが目覚める。『レジェンド〜』の説明を2ページ弱で説明するのは、さすがに無理がある…。

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著者プロフィール

第15回ファンタジア長編小説大賞〈佳作〉受賞作『マテリアルナイト 少女は巨人と踊る』でデビュー。続く2作目の「鋼殻のレギオス」は大ヒットシリーズとなる。

「2018年 『クラウン・オブ・リザードマン3 無冠の覇者は戦場を望む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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