フルメタル・パニック!11 ずっと、スタンド・バイ・ミー(上) (富士見ファンタジア文庫)
- KADOKAWA (2010年7月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829134108
作品紹介・あらすじ
ソ連の秘密都市"ヤムスク11"で明らかになったのは、この世界が『時間災害』によって生まれた歪んだ世界だという衝撃の事実。だが、宗介にとってもっと重大な事態が起こっていた。さまざまな苦難の末に再会したかなめに異変が起きていたのだ。宗介に向け銃を発砲したかなめは、歪んだ世界を元に戻すべく宿敵であるはずのレナードと共に姿を消してしまう。二人の行方は追う宗介たち"ミスリル"の生き残りメンバー。最後の決戦の地は皮肉にもかつての古巣メリダ島。全面核戦争による世界滅亡のカウントダウンが始まる中、最後のミッションがスタートする!SFアクションの金字塔ついにクライマックス。
感想・レビュー・書評
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物語はいよいよ最後の経たないへ
サックス中尉、死に様がカッコいい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【再読】古巣のメリダ島を目指すデ・ダナンの元に、アフガンのソ連軍の核ミサイル基地が占拠されたという知らせが舞い込む。アマルガムによるものと確信するテッサは戦力を分ける決断をするが…。テッサや宗介たちがそれぞれの迷いを断ち切ってからの物語の疾走感がたまらない。譲れない目的に向けて突き進む彼らの姿が描かれる「動的」な展開に熱くなる一方、二人が去った陣代高校3年4組の様子が「静的」に描かれる場面にはしんみりさせられました。そしてNOTで死亡したと思われた彼が実は…と仄めかされるのも王道で良い。次回ここぞという場面での登場に期待します。
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ライトノベル
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感想は下巻にて。
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アマルガムが少しミステリアス過ぎる印象があって、もう少し個別の感情的な部分も見たくなる。戦うことへの意味探しみたいなものが作品の勢いを少し落としてる部分もあるかも。
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いよいよ最終章となるフルメタル・パニック!シリーズ長編第十巻。下巻、つまり最終決戦の準備をするような巻なので、激しい部分はほとんど無い。その分、丁寧に最終決戦前の各キャラを描写している。SF的な要素が出てきたとしてもファンタジー一辺倒ではこの作品らしくない。「ファンタジーがかった事実」を各キャラが受け入れていく様がしっかり描かれることで、しっかりと最終決戦で争われるテーマについてこの作品に「なじませる」過程を描くことは何よりも重要ではないだろうか。主人公らしく、宗介も今までにないくらい悩んでいる。そこもまた、「最終章」らしい所なのだろう。
こちらが求めている準備をしっかりしてくれているこの作品ならば、下巻も何の心配もいらないだろう、と思った。なお、この巻も読み終わったのは少し前だ。 -
下巻出てから読もうと思っていたけど待ちきれなかった。待望の新刊ですが、読むのはあっと言う間。一冊にまとめて出して下さいお願いします!なんかもう色んなフラグが乱立していて\(^o^)/な状態ですが、下巻を読んでよかったなーって思えたらいいな!とりあえず下巻待機に入ります。
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上下巻の上巻。
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ついに最終巻……!