鋼殻のレギオス14 スカーレット・オラトリオ (富士見ファンタジア文庫 あ 1-1-14)

  • 富士見書房
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (484ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829134399

作品紹介・あらすじ

疾走る。四方から放たれる敵意と衝剄。矢のように降り注ぐそれらを弾き返しながら、レイフォンは、グレンダンの大地を突き進む。「リーリン!」確かめる為に。孤児院で共に育った少女…さよならさえ告げずに去ってしまった幼なじみの、本当の気持ちを確かめる為に。遂にグレンダンの地に降り立ったレイフォン。栄光と挫折が交錯する故郷で、敵となったかつての武芸者を撃退し進む中、レイフォンは捨てたはずの過去と対面する。時同じく、都市を飲み込む巨大な異形から生まれ続ける汚染獣を前に天剣たちは死闘を繰り広げていた。そして女王がその力を解放する瞬間が近づき…。

感想・レビュー・書評

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  • 二部完結巻。

    怒涛の勢いでグレンダンでの問題が突き抜けていったが最終的には消化不良感がある。
    外伝読んでないと分かりづらいのは否めないしデルクやリーリンのレイフォンへの想いは分かるような分からないような。ちゃんと話せば良いと想うんだけどなぁ。
    次からはツェルニに話の筋は戻るけど微妙かなぁ。

  • リーリン切ねぇ……あそこでレイフォンが言葉にできてたらレイリー派な自分は歓喜だったのに…まぁレイフォンが自覚しただけ良しとするか。

    リーリンが最後にレイフォンに放った発言は、次に再会したときのラブパートの伏線ですかね^^?期待しちゃいますよ〜!!

    陛下かっこよすぎwwやるときゃやってくれますね。あとサヴァリス復帰?シーンは嬉しかった!

    14巻はグレンダン中心で興奮したけど、ツェルニ側興味ないから3部で学園ものに戻られるのは残念。まぁ元々学園ものなんですがね…ラブコメ好きじゃないもので。

  • この巻で、第二部完結とのこと。
    正直、個人的には非常に中途半端で
    尻切れトンボのように感じましたが
    次巻からは本筋の学園モノに戻るらしいので
    そこは期待できるかなと思いました。

    前から言われていることですが
    やはりメディアミックスや外伝の出し過ぎで
    本編だけ読んでいるファンには分かり辛く
    不親切な点が多いのが残念。
    展開が欲張りすぎというか、大きくし過ぎていて
    収集に四苦八苦している印象です。

    始めの頃は面白かったのですが
    幼馴染が実は物語のキーパーソン
    というある意味王道の設定を持ってこられるのはまだしも
    それが女で片思いの相手となると
    話が違ってきます。
    レイフォンに片思いをしているツェルニの女性陣が
    とんだ噛ませ犬になってしまいます。
    学園モノからも離れてしまいましたし。


    ややネタばれですが
    フェリとニーナの会話のシーンは好きでした。
    ナッキたちのようなのではなく
    相手の人格や実力に対する信用がきちんとある
    シビアな側面のある女同士の友情というのは
    あまり描かれなかった部分だと思います。

    また、シャーニッドの本心もほの見えたのも
    良かったです。

    個人的にリーリンには共感できないし
    幼馴染が戻ってきてさぁ恋愛模様がどうなるのか
    と見せかけておいて壮大な展開をしてしまい
    ここで第二部完ということなので
    ならばもううリーリンには出てきてほしくないなぁと思うのですが
    (少なくともレイフォンを巡る恋愛のライバルとしては)
    どうなのでしょう。

    ここまでの展開は全般的に
    ファンの方の評価も低いように見受けられますが
    第三部の第一巻である次巻を読んでの判断
    ということになるでしょうか。

  • レイとんがボロボロに…次回から新展開!!振られたレイとんの明日はどっちだっ!!

  • 本編だけ読んでてはわかりづらい設定が多数。
    外伝は参考書として必要。

    話が壮大になりすぎて、全部を回収するのが大変だなぁと思った。

    筆者はこの巻で第二部完結と書いていたが、次巻は第三部ではなく短編集のような話も書いていたし、お話が終結するまで、まだまだ先が長そうな気がする。
    そこまで、私という読者が付き合いきれるか。。。

    読み続けたいと思う欲求要因があるとすれば、それぞれの恋愛の決着の仕方。
    リーリンがレイフォンを振ったけど、本心で覚悟できてない。未練タらしい。それに引きずられてレイフォンが余計にヘタレに見える。
    あと、シャーニッドの新しい恋愛のベクトルも。(これ本当?)

  • 複雑・・

  • 第2部・グレンダン編完。レイフォンがウジウジしていらつく。

  • 正直な感想は読者がついて行けないほどの展開のデカさですかね。
    なんか色々出過ぎていてぐちゃぐちゃになってます。
    なのにとりあえずこの巻でグレンダン一区切りだそうでビックリしました;;
    消化不足もいい所って感じでした。
    そしてレイフォンのヘタレ度が通り越してウジウジ感になっていく所とかは読んでいてイラっとさえ感じました。
    個人的にはリーリンが再登場する前の巻までが一番面白く読めました。

  • 初めて女王カッコイーと思いました。
    前回わけわからなかったけどなんとなくわかったのでよし。

    じーちゃんとばーちゃんがいなくなったのは残念(;;)
    あとシャンテかわいいよシャンテ。

    レイフォン? だれそれ。
    かっこよくもかわいくもない人はどうでもいいです。
    正直バーメリン風にいうとウザ根暗だと思います。レイフォン。

  • メディアミックス(聖戦のレギオスetc...含む)にて展開しすぎた為か、新刊を読む度に冷めてきました。ターニングポイントであろう今巻を読み終えても次巻への興味があまり湧きませんでした。

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著者プロフィール

第15回ファンタジア長編小説大賞〈佳作〉受賞作『マテリアルナイト 少女は巨人と踊る』でデビュー。続く2作目の「鋼殻のレギオス」は大ヒットシリーズとなる。

「2018年 『クラウン・オブ・リザードマン3 無冠の覇者は戦場を望む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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