ザ・サードIX 竜谷の涯の旅人たち (富士見ファンタジア文庫 94-20)
- 富士見書房 (2010年4月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829135181
作品紹介・あらすじ
「そろそろだね」砂上戦車の風防越しに空を眺め、少女はうん…と伸びをする。なんでも屋の少女・火乃香は、仕事で砂漠行に出ていた。相棒は、金髪の青年・イクスと機械知性体のボギー。加えて、幼い兄妹・ティモシーとマリカが同行していた。目的は、霧の谷の向こうにあるリルロックに、兄妹を送り届けること!そんな旅の途中で、火乃香たちは一人の男と出会う。彼は、火乃香たちと同行しての谷越えを願い出るが…。白い霧が厚くのしかかる峡谷を抜けて、火乃香は無事に兄妹を送り届けられるのか!?長編『ザ・サード』装いを新たに登場。
感想・レビュー・書評
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久しぶりの新刊ー!
…あとがきがないのは不安ですが星野先生復帰ということで良いのかなぁ。
レフティ!
意外だけれども火乃香とは接触なかったのかー。
序盤でこの二人が合流したので全力で安心して読めました。
あぁもう幸せだー。
イラストがどんどん可愛らしくなっているのは良いことなんか残念なんか。まぁ可愛いから良いけどね!ちょっと電車とかでは読みづらいよね!
火乃香とボギーとレフティに再開できたんで満足。
初作からずっと裏切らないでくれるテーマ性、人間の脆さ、強さ、火乃香の魅力…読んだ後、世界にちょっとだけ優しくなれる、お話。 -
絵師さんの違和感は相変わらずwというかロリショタに慣れててオヤジやハゲを描いたことがないんだなというのはヒシヒシと伝わってくる。
文章の方は相変わらず良いと思うんだけど、スポットキャラへの感情移入という意味で、ちょっと挿絵に足引っ張られている感はあるかもしれない。