生徒会の八方 碧陽学園生徒会議事録8 (富士見ファンタジア文庫 あ 3-1-8 碧陽学園生徒会議事録 8)
- 富士見書房 (2010年6月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829135297
作品紹介・あらすじ
ようこそ、私立碧陽学園生徒会室へ!美少女役員四人+おまけ一人、生徒諸君のため、今日も何かと戦っております!今、すべてに決着をつけるため、アイツが帰ってきた。「何も傷つけたくないなら、今すぐ死ね。死にたくないなら、何かを傷つけることを躊躇うな」あばかれる本当の想い、互いへの疑心、失われた言葉、開かれる記憶の扉-そして、少女は決意する。「この気持ち…確認させて…くれない、かな」少年少女の日常をみずみずしく描いた青春小説の傑作「生徒会の八方」。
感想・レビュー・書評
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卒業式に杉崎は現われるのか、というストーリーが6巻以降進行していたのですが、この巻で杉崎が決着をつけることになります。そして枯野恭一郎の再登場。しかも杉崎のダーク・サイドのようなことを語り出します。
個人的には、飛鳥とのやりとりはもうちょっと修羅場になってもよかったという気がします。まあ、結論は最初から決まっていたわけなんですが、ちょっとあっけなさすぎて、飛鳥が安っぽいサービス・カット要員のように見えてしまいました。
本編では、台詞に本音を付け加える第2話がおもしろく読めました。というか、ただ生徒会室で駄弁るだけの物語という厳しい制約の中で、次から次におもしろい試みを打ち出してくるなあと感心させられます。
杉崎と深夏が生徒会への要望アンケートを回収する最終話では、深夏の本妻っぷりが強調されていて、番外編の「碧陽学園生徒会黙示録」シリーズのような雰囲気の話になっています。 -
卒業式に向けていろいろ片づけている感ありですな。林檎回の「聖戦」が身につまされました。ああいうことってたまにあるよねえ。どうしてもやりたいのに見つからないって…。とてもよく共感できました! って…ただの作者の体験談?
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深夏が主にすばらしい回でした。かしこ。
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漫才の台本みたいで笑えます。そんな中にも心温まる話などもあっておもしろいです。絵は萌えですがほのぼのとしたおススメシリーズ。ラストに向かって展開が動き出します!
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杉崎肝心なところで鈍すぎるな!w
そしてまさかの枯野氏復活。
杉崎と枯野がお互い屈折しすぎて会話がおかしな事になってるw
完璧な(黒いとこ含めて)知弦さんがまさかの崩壊を起こしたり、後半なんか物語が進んだりで忙しい内容に。
てか、10巻で終わりだもんね。さすがに進まなきゃ・・・ね。 -
タイトル*生徒会の八方 碧陽学園生徒会議事録8
作者*葵 せきな
出版社*ファンタジア文庫
ようこそ、私立碧陽学園生徒会室へ! 美少女役員四人+おまけ一人、生徒諸君のため、今日も何かと戦っております!!
今、すべてに決着をつけるため、アイツが帰ってきた。
「何も傷つけたくないなら、今すぐ死ね。死にたくないなら、何かを傷つけることを躊躇うな」
あばかれる本当の想い、互いへの疑心、失われた言葉、開かれる記憶の扉__そして、少女は決意する。
「この気持ち……確認させて……くれない、かな」
少年少女の日常をみずみずしく描いた青春小説の傑作「生徒会の八方」__NOW ON SALE!!……う、嘘は言ってないもん! -
読了。
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七光まで読んでおそらく三年くらい間を開けて読んだのだけど、割と普通に読めた。
会話をまわしていく馬力は相変わらずですね。
やっぱ深夏がかわいい。 -
枯野、再登場!まさかここで来るとは。そしてかなりいい味出している。
そしてまさかの○○陥落。
杉崎が漸くしっかり答えを出したか…という感じ。