氷結鏡界のエデン4 天上旋律 (富士見ファンタジア文庫 さ 2-2-4)

著者 :
  • 富士見書房
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本棚登録 : 263
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829135419

作品紹介・あらすじ

「守るんじゃなく、一緒に戦う。…それが僕の新しい戦い方だから」仲間と挑んだ選抜戦で、シェルティスは新たな決意を迫られる。統政庁との会合に赴く巫女・ユミィの護衛任務。それを勝ち取るため、モニカと華宮、そして「四人目」の仲間と部隊戦に参加したシェルティスは、一人で戦ってきた己の弱点と向き合うことになる。時を同じくして、シェルティスに宿る魔笛を浄化するため沁力の修行を重ねるユミィの前に、ツァリと名乗る女性が現れた。「沁力が開花するキッカケ-お前の知らない旋律を与えてやろう」そう告げる彼女は、ユミィを『ある場所』へ誘うのだが…。変革する世界で、少年を想い少女が歌う、重層世界ファンタジー。

感想・レビュー・書評

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  • 3巻に引き続き、重要人物と新キャラが。
    表紙の人物は先に「イリス」を読んでしまってたので
    「ああ!」でしたが、実際はこっちが先なんですよね。
    (時系列は「イリス」が先ですが)

    新キャラは、個人的には3巻の華宮より今回のヴァイエルの
    ほうが好みですね。
    ヒーローヒロイン勢や華宮が割とお約束を裏切らない
    キャラなのに対し、中々ヴァイエルはいい意味で
    裏切ってくれます。

    あと、この巻は表紙もユミィメインなだけあって、
    ユミィも大暴れしますね。
    彼女と関わる重要人物も、「イリス」を先に読んでいたので
    ニヤリでした。

  • 読了

  • 四人目のメンバーは超級のツンデレ料理長。最後のヴァイエルはベタながらもかっこよかったなぁ。ユミィの見せられた話にもいろいろツッコミどころがあり、謎が積み重なっていく感じがいいですね。あと、ジルシュヴェッサーとかミクヴァとか前シリーズ読んでた身としては見慣れた単語がチラホラ見受けられて。黄昏竜にアーマってルビはニヤリとしてしまった。

  • 第4巻を読破。

    統政庁へ赴く巫女とお付きの人たちを護衛する任務を勝ち取るため、選抜試験に挑むシェルティスたち。

    希望の任務につくのにも苦労するんだな…と思った。

    さらには最終試験中に質量をとおなった残ぞげふんげふん幻影なんて技を持つ幽幻種と戦闘になったり。

    モニカ隊が全員負傷したら護衛任務にもつけないなあ…と思ったりもした。

    ふと気付いたのですが――

    今回、さし絵のシェルティスは戦闘シーン以外はギャグ顔だったな。

    お気に入りはまな板を持ってるとこです。

    かわいいw

    そこのシーンはみんなかわいんですが。

    そして、前回の感想で「イリスの製作者ってもしかして――」とか書きましたが。

    あれ?

    なんか予想と違ってきたぞ? っていう展開にびっくりしました。

    あとツァリさん。

    あの子ってただ波長が合ってう子――とかじゃなかったのか!?

    つづきがどんどん気になってきます。

  • いつもの戦い方と異なり、チーム戦に苦しむシェルティス。

  • 内容は進んでいるけどだんだんマンネリ化してきてる気がします

  • また新しい仲間が加わり、物語が大分面白くなってきました。黄昏色の詠使いとの繋がりも見えてきましたが、これからどう物語が進んでいくのか楽しみです。

  • 新キャラのヴァイエルに美味しいところは、
    全て持っていかれたような気がする。

    言っている言葉とか、行動とか、
    どれを取っても良いから惚れそうになる。
    主人公としてのシェルティスは影が薄かったようにも見えた。
    戦っているし、見せ場もあるけれどそれといって出張ってはいなかったようにも見えた。

    ただし、重要な要素が語られていて、
    そろそろ何かが起こりそうな予感。

    そして、ユミィ。
    一方的に、シェルティスと行動を共にするモニカに嫉妬しているのが可愛い。展開的にも状況的にも圧迫感のある状態にあるのに、ユミィの可愛い嫉妬が、なんとも微笑ましい。

  • 小隊に4人目が加わりました、の4巻。
    ヴァイエルなかなかいいヤツじゃないか・・・!
    あとモニカ負けるな!(笑)
    前作「黄昏色の詠使い」と共通するっぽい設定も大分出てきましたし、続きが気になります。

  • 氷結鏡界エデン最新刊でございます。
    読了はちょっと前でしたが、ようやく参考にならないレビューでもw
    一応、発売から一ヶ月経過しておりませんので、感想はなるべくネタバレしないようにいたしますね

    さてさて、今回は本格的な部隊戦がメインでしょうか…?
    正直、メインと言えるほどの戦闘描写がなくて困るところではございますが…
    ようやく4人目の隊員も登場ですね
    世界の謎の一部も出てきております
    この部分は私としてはちょっと微妙でした…
    というか、残念な感じがいたしましたね
    黄昏竜(ルビは伏せておきます)の文字にはがっくりさせられました
    話自体は面白いのですが、エデンの世界はあくまでも黄昏色とは完全に切り離してほしかったですね
    関係性があるのは黄昏色の方の最終巻やセラフェノの解説で分かっていたのですが…

    また、エリエがやたらと物語の重要なポジションにいる人物と接触しまくっているのも気になります
    なんでエリエなんだろうなぁ?

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著者プロフィール

『黄昏色の詠使い』にて第18回ファンタジア長編小説大賞佳作を受賞。『氷結鏡界のエデン』『不完全神性機関イリス』をファンタジア文庫にて刊行。

「2023年 『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦15』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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