紅のトリニティ (富士見ファンタジア文庫 し 2-1-1)

著者 :
  • 富士見書房
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829135662

作品紹介・あらすじ

気弱な少年・若竹有明は幼馴染みの少女・花連と共に、「螺旋師」を育成する学園に入学した。螺旋師とは、世界を脅かす生物兵器-通称「蝕」を駆逐する特別国家公務員なのだが、有明はとある事情から螺旋師になることを拒んでいた。「ならば、あなたは何故、この学園に来たのですか」才色兼備だが、なぜか有明に厳しい先輩にはそう非難され、志高い級友達からは敬遠され、有明は孤立する。だが、ある日、有明は出会ってしまった。己の運命-すべてを共にする相棒である少女と。壊れた世界で戦う少年少女の、学園バトルファンタジー。

感想・レビュー・書評

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  • なりたくないと思っていた職業を育成する学園に
    入学する事になった主人公。
    そこで再会したのは、かつての大事な家族。

    力あるものはその立場になるべきだ、というのと
    自分の選択だ、と言い合うのはお約束。
    どちらもどちらと思いますが、ではなぜここにいるのか。
    結構読んでから分かりますが、とりあえずその前に
    家族との会話を増やしましょう?w

    どこまで突っ切るのか、と思うほどネガティブ思考。
    これはこれで素晴らしいです。
    そしてツンデレ、というかおせっかい?
    分かりにくい忠告は、親切かどうか、と聞かれると
    いらっとするので聞く気はありません、と答えます。

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著者プロフィール

3月生まれのO型。独特な和風ファンタジーの世界観と、人物たちの日常に寄り添うドラマ展開を描き出す、実力派作家。代表作に『遠鳴堂あやかし事件帖』シリーズ、『九十九さん家のあやかし事情』シリーズ、『あやかし嫁入り縁結び』シリーズ(富士見L文庫)など。一作一もふを心がける。

「2020年 『あやかし双子のお医者さん 九 再会の飯綱使い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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