東京レイヴンズ3 cHImAirA DanCE (富士見ファンタジア文庫)

著者 :
  • 富士見書房
3.99
  • (36)
  • (48)
  • (32)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 444
感想 : 22
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829135921

作品紹介・あらすじ

進級試験に挑む、陰陽塾の若き闇鴉、春虎たち一年生。しかし落ちこぼれの春虎は、筆記試験は壊滅的、実技試験でも呪術をうまく使いこなせず夏目をはらはらさせるハメに。そんな中、都内各地で突如として霊災が発生。かつて霊災で後遺症を負った春虎の親友、冬児の身体にも異変が起き、同時に『オーガ・イーター』と呼ばれる『十二神将』最凶の陰陽師が現れ-!「魔」に蝕まれる冬児、土御門次代当主として事態収拾に走る夏日。春虎は、親友を救うため、主である夏目のために、奔走するが!?-。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 楽しかった!
    アニメでこんなシーンあったけ?
    と思いながら、細かい描写が面白かった。

  • 面白かった! 陰陽道と修験道と密教が一緒くたになっている気がするけど、それを体系化して運用する発想が面白い。曲者の登場人物が増えたのも楽しい。

  • 今回は「あざの耕平は3巻から!」でなく「?!」
    短編の方を2巻と3巻の間に出したほうが良かったのでなかろうか

  • そう言えばこんなこともあったなあ~と。木暮禅次郎のカラス天狗ちゃんズ可愛い…。

  • 春虎たちがだいぶん陰陽師らしい活躍を見せてくれて、登場人物が増えた。
    鏡(バッテン)とか、木暮さんなどの祓魔官がでてきましたが、個人的には木暮さんカッコいいな。と。
    結構個々のキャラが立っていて、面白いですね。
    鵺なんかもすごいまがまがしい感じが伝わってきて読んでいて面白かった。
    今後キャラ増えてきそうだし、続きも楽しみに読みたいと思う。

  • アニメ視聴済み。
    いわゆる物語の基盤の話。
    雛がかえると、老師がいってましたがそういうプロローグの色を持つお話でした。
    確かに前半部分として、これからおもしろくなってきてたかなってアニメの方は思います。

  • 陰陽塾に入塾して早半年。
    進級をかけた試験の話から冬児のことを掘り下げるように展開しています。
    2年前の霊災の被害を受けた冬児の抱える葛藤や問題が明るみになります。
    それまではあまり自分から語ることのなかった冬児の本音を見ることができます。
    春虎ともいい感じに青春していて、こっ恥ずかしい気持ちにもさせてくれます。
    彼らはまだまだ十代で、前途に様々なことがあるんだろうと感じられました。

    また十二神将が本格的に登場してきます。
    それにより裏で暗躍する双角会の存在も見えてきます。
    全容はまだ分かりませんが、それでも今後の展開が熱くなるんだろうな、と期待させてくれるものがある感です。

    1巻と2巻が起にあたるとすれば、この3巻は承。
    物語が大きく展開し出していて、高揚するものがあります!
    4巻以降がとても楽しみになりました!

  • 春虎たちの進級試験が行われる。
    進級試験は霊災修祓の実技を伴うことになりますが、もちろん学校での試験なので万全を期し危険なことはひとつもありません。
    ……なんてのは異能バトル+学園モノではフラグでしか無いわけで、当然バトルな展開ですw
    今回は冬児の伏線を切り札にバトルを乗り切りましたが、例のあの人がラストに出てくるとか予断を許さない感じです。
    今回から登場の新キャラも、あんちゃん・おっちゃん・おじいちゃんとバラエティに(?)富んでます。
    作者が3巻から盛り上がるらしいよ的なことをあとがきでコメントしてましたが、個人的にはあと一歩盛り上がって来ない感じかな。

  • 面白かった

  •  フィクションの中とはいえ、現代日本を舞台に霊害(悪霊)と戦う陰陽師を描くのは難しいです。
     特に陰陽師が国家公務員として、世間一般に認知されているような場合はなおさらに。それは発生する事件に対して、学生である主人公たちの感じる危機感を共有しにくいからです。
     守ってくれる大人がいて、遵守すべき法律や常識があるなかで、どうして主人公たちが動かなければならないのか、はっきりと読者に伝わらないといけない。有名な例を挙げるとハリーポッターなんかが分かりやすいでしょうか。頼れる大人や教師がいながら、少年少女が戦わなければいけない不自然さ。学生の頃なら気にならなかったかもしれませんが、歳を重ねるにつれてこういった作品は読みにくくなるなと実感してしまいました。

全22件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1976年、徳島県生まれ。99年「ブートレガーズ 神仙酒コンチェルト」(富士見ファンタジア文庫)で文庫デビュー。その後「Dクラッカーズ」シリーズを富士見ミステリー文庫にてシリーズ化、レーベルを支える人気作となった。
代表作に「BLACK BLOOD BROTHERS」「東京レイヴンズ」シリーズ(富士見ファンタジア文庫)、「神曲奏界ポリフォニカ」シリーズ(GA文庫)などがあり、アニメ化作品も多い。

「2019年 『ダーティキャッツ・イン・ザ・シティ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

あざの耕平の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×