鋼殻のレギオス17 サマー・ナイト・レイヴ (富士見ファンタジア文庫 あ 1-1-17)

  • 富士見書房
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本棚登録 : 295
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829136188

作品紹介・あらすじ

(今夜、デルボネの遺産、その最奥部に挑戦する)グレンダンが誇る念威繰者だったデルボネ。その強大な遺産を受け取ろうとするフェリだが、それは、大きな危険を孕むものでもあった。レイフォンのために、危険を承知で遺産を受け取ろうとするフェリ。一方レイフォンは、ニーナとクラリーベルと行った訓練試合を通し、己の中で何かがふっきれるのを感じる。一歩を踏みだそうとするレイフォン。メイシェンは、そんなレイフォンに不安を覚える。レイフォンが、フェリに向ける眼差しにも。「わたしは、レイとんが…レイとんのことが…」止まらない運命と想いが行き着く先は-。

感想・レビュー・書評

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  • 恋って、良いですね。いや、そこがメインのストーリーじゃないんだけど、メイシェンの勇気に乾杯。最初から見てくると、その成長と決断が嬉しいような悲しいような。メインストーリーの方は、そろそろ「この世界」での収束には向かってる感じでしょうか。穴から外まで解決できる方向なのかはまだわからないけど。ともかく、最後まで楽しめそうです。

  • ファンタジー。戦闘。刀。学園。
    主人公の心の成長が一番の主軸のようです。話の収録順番等により、?と感じる部分もありますが、基本的に時間軸は飛びません。え?そんなに?!と思う程主人公が罵倒されてますが、心の成長に必要なようです。この巻でやっと一段階成長した感じでしょうか。

  • メイシェンの恋の結末が見どころでしょうか。
    思いが報われなかったメイが切なくもあるけれどあれでよかったかなと思います。エピローグのレイフォンとメイのやりとりが好感触でした。
    群像劇的な様相になりつつあるので話を頭の中で整理するのがなかなか大変ですが、次巻も楽しみにしたいと思います。

    2012.04.24

  • 個人的には恋愛とか萌え要素とかは必用ないので
    あまり恋だの愛だのうじうじやられると好きではない。
    それに、最初はそうでもなかったメイが非常に嫌いなので
    ひとつの片思いが決着したのは良かったし
    振られた後の対応でちょっとメイのことは見直した。

    ナルキが好きなのに数巻前から急激に影が薄くなって残念。

    フェリは好きだけどそこまでではないので、正直特には…
    どちらかというと、宣言してしまうのは恩着せがましく感じる。

    クララと二人がかりとはいえ、ニーナがレイフォンと互角に戦うシーンは
    かなり胸熱の展開だった。
    しかも、勝たせるとはちょっと意外だった。
    ただ、純粋にニーナの力ではないのでちょっと気になる。
    この辺りもちょっと、話がでかくなりすぎている故の弊害に思う。
    それは、ヴァティの話でも言えると思う。

    でかいといえば、リーリンが守られる存在ではなく
    戦える力があるというのもちょっと鬱になる展開。
    なんだかんだいってレイフォンが好きなので
    ちょっとあまりにレイフォンが可哀想に思ってしまう。

    この物語は一体どんな決着をみるのだろう。

  • またレイフォンがうじうじモード。次巻でようやくふっきれるか?

  • 話は進んでるんだけど、あんまり進んでいる気がしない…
    細かいところでの進展はあったけど、大局的にはそんなに動かない…
    なんか、そんな巻でしたね。
    まぁ、おもしろいことはおもしろかったです。

  • 主人公だれだ?

    という展開。あと単行本で出た過去話のひとつの壮大なネタバレ。

    え~と。
    それはないんじゃね?と。

  • 冒頭のフェり先輩の可愛さに萌え死ぬかと思った。

    っつか、ニーナのウザサが更に倍増。こいつ、どうにかならんかな……無理だろうな……。レイフォンがニーナとくっついたら、私はそこでこのシリーズを読むのをやめるかもしれない。

  • 今回の話はいつもよりメイシェンを中心に
    物語が進んで行きます
    感想は物語がかなり終盤に近づいて来てるのが感じれ
    そしてレジェンドの話の内容もあってとても面白かったです

  • それは世界の命運の環から外されて、なお世界に喰らいとこうとするもの物語

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著者プロフィール

第15回ファンタジア長編小説大賞〈佳作〉受賞作『マテリアルナイト 少女は巨人と踊る』でデビュー。続く2作目の「鋼殻のレギオス」は大ヒットシリーズとなる。

「2018年 『クラウン・オブ・リザードマン3 無冠の覇者は戦場を望む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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