氷結鏡界のエデン6 水晶世界 (富士見ファンタジア文庫 さ 2-2-6)
- 富士見書房 (2011年3月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829136201
作品紹介・あらすじ
「弱く役立たずの巫女が、希望を与えるような言葉を口にするな」冷たく響くホルンの声に、決意を持ってユミィは答えた。「もし、私が負けたら-あなたの言う通り巫女を辞めます」浄化の巫女・ユミィの存在を否定する千年獅・ホルンが、天結宮に帰還した。シェルティスは、ホルンとの軋轢に苦しむユミィの支えになりたいと願う。しかし、彼もまた一通の怪文書で窮地に陥る。即ち-「護士の中に人の形をした幽幻種が潜んでいる」。緊迫した状況の中、強力な幽幻種まで出現。討伐に向かうホルンは、ユミィにある"賭け"を持ちかけるのだが…!?"強さ"と"弱さ"の意味を問われる、重層世界ファンタジー。
感想・レビュー・書評
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今回もユミィメインですが、この巻単体で見ると
単発のように見えますが今回は超重要エピソード。
今回登場のホルン・ヴィオラ姉妹も今後大暴れしますね。
正直このホルンの高圧的なキャラは当初凄いイライラしましたが、
こういう人ほど味方になれば頼もしいのはお約束。
シェルティスだけでなく、ユミィも新たな関係性を
徐々に築いていってますね。
シェルティスとユミィは力を付けていくにつれ距離が
開くような切なさを匂わせてますが、
どうしてなのかがこの巻以降で出てくるんですよね。
次の七巻はまさに「転章」です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読了
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ユミィの成長の巻。『黄昏』シリーズのキーワードが散りばめられているので、どのように関連していくのかが楽しみ。
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本編は294ページからですね分かります。ついに緋色も本格的に絡んできましたね。残酷なりし純粋知性とか銀の王とか煌めきとか、ずるいなぁ、ニヤリとしてしまうじゃないか(笑)後は黄昏さん虹色さんですかねー。表紙の彼女は…まぁオマケで(苦笑)しかしホルンはアレで千年獅としてやっていけてるのは問題あるんじゃなかろうか。前巻のイシュタルとの対比が個人的には天と地ほどの格差があるんですが。
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第6巻を読破。
表紙に主人公がいない…だ、と?
笑
確かに今回はユミィががんばって、パワーアップしてましたね。
主人公が陰の功労者になってどうするww
ホルンさんはシェルティスに会ったことはないんだろうか?
それはおいおい判明することかな。
あと、料理長の過去がちょー気になった。
皇姫さんを知ってるのか…。
料理長と皇姫さんとのやり取りがおもしろかった。
あとエリエもまた関係者になるんだろうか?
なんだか徐々に謎が解き明かされているようで、ちょっとずつ増えてきてるような気も…しなくもない(笑)
シェルティスとユミィ。
二人の今後がますます気になります。
一気につづきを読もうか、それともやっぱり間を開けようか。
悩みますね。 -
すごく面白い事はないんだけど、安定感があるから安心して読める。
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巫女第3位と千年獅第3位が登場。
ホルンの気持ちは分かるけどあまり好きになれなかったなぁ…。
変わるきっかけができたので今後に注目です。
ユミィ頑張った!(旧作との共通点相変わらず多め) -
続きが気になるような展開です! 新キャラのホルンは最初苦手でしたが、物語を通じて彼女の想いが伝わってきました。
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どんどん話の内容が濃くなってきて
いろんな人に勧めたい本です -
どんどん盛り上がっていくのが肌に伝わってくる。今回頑張ったのは間違いなくユミィでしたね