おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! (富士見ファンタジア文庫 む 1-1-1)
- 富士見書房 (2011年7月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829136645
作品紹介・あらすじ
高校入学をきっかけに、俺は「隠れオタク」になって、平和な学園生活を謳歌すること、そしてあわよくば、清楚で可愛らしい彼女を作ってリア充になると決めていた-はずなのに。全てはあいつ、恋ヶ崎桃のせいだ。ギャルで、横暴で、スイーツ(笑)、確かに可愛いけど、オタクになんか興味なさそうなあいつを、なんで俺がオタクになるための協力をすることになってんだよ!萌えアニメを見せれば、「ねえ、これいつ面白くなんの?」秋葉原に行けば、「うわっ何なの、このエロい絵とか…」最終的には「マジキモいありえないんだけど!」なおまえがオタクになれるわけねえだろ!あと俺とのあの約束はどうなったんだよ!第2回ネクストファンタジア大賞金賞受賞作。
感想・レビュー・書評
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本編10冊、短編集1冊、大学生編5冊の全16冊完結。
色々な所に人生の岐路があり、そこで選んで選ばれなくて、そうして未来に進んでいく登場人物達が眩しく輝くこの作品に、在り来たりですが捧げる言葉は唯一つ、"尊い"と。
最初に読んだ『オレと彼女の萌えよペン 』で商業デビューされたムラサキさん、今作でのお姿素敵でした!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
どこかで見たようなストーリだと思ったら、電撃文庫の『とらドラっ』に似ている印象を受けた。
モテようと色々行動するも空回りしてしまう主人公の行動には少し感情移入した。 -
題名そのまま高校入学を機に変わろうという良くあるお話
「なんで自分は可愛い子が好きなくせに、自分の容姿には無頓着なの?それでなんで好かれると思ってんの!?(P 110より引用)」
ただMF文庫とかHJ文庫とかと違って
富士見ファンタジアは中学生向けであり
まだ手遅れでないという面ある
のだろうか
ガガガ文庫あたりの高校生とは見ている世界が違いすぎて面白い
ヒロインが主人公に好意的なのは良いが
佐藤君だか鈴木君だかがもうひとつものたりない -
とらどらベースに若干俺妹なやつ。
パッとせんわ。 -
オープンオタクの中学時代に痛い目を見た主人公が、高校では隠れオタクを貫くことを決意するも、クラスのリア充女子にバレ、お互いの恋愛成就のために協力する話。タイトルとあらすじから食わず嫌いをしていたが、もっと早く読めば良かった。
主人公の隠れオタクを目指して隠しきれてない感じや、クラスメイトとカラオケに行って空気になる感じが非常にリアルで良かった。髪を染めればリア充になれる、そう思っていた時代もありました(遠い目)。この本のような萌え系の表紙イラストのライトノベルを手にとってしまうような高校生などには、非常に親身に感じられて良いのではないかと。
主人公とその友達のオタクがハマっているギャルゲーがラブプラスというところに時代を感じた。「この青空に~」の元ネタはこんにゃくかな?
主人公とメインヒロインが同盟関係を結成したところで1巻は終わるけど、主人公の片思い相手にもなにやら秘密がありそうだし、続きが楽しみ。 -
タイトルと表紙のとおりです。オタクのイケメンを好きになったギャルのヒロインが主人公にオタク趣味を教わり、品行方正な美女を好きになった主人公が代わりにリア充になる方法を教わる話。
まぁ都合のいいキャラクター達です。どろどろしておらずヒロインもギャルだけど貞操観念はきっちりしている。 -
おそらく「俺妹」「とらドラ」の後釜を狙ったんだろうけど圧倒的文章力のなさに地の文の必要性を疑ってしまった。
くだくだしいんだよなぁ、文章が。
でもこれは素晴らしい反面教師になるように思える。次はもっと分析するように読んでみたい。 -
9784829136645 269p 2012・1・10 5版
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ギャルやオタクに対する偏見がうまく使われてたと思った。桃がかわいい
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俺妹ととらドラ!を足して2で割ったような内容。ほかのひとの感想を見ても同じような意見が多かった。
作者は女性なのだろうか、女性目線の指摘が参考になりました。(ヘラ)