魔法の国の魔法戦士 魔法戦士リウイ ファーラムの剣 (富士見ファンタジア文庫)

  • 富士見書房 (2012年6月20日発売)
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本棚登録 : 102
感想 : 7
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  • 本 ・本 (484ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829136737

作品紹介・あらすじ

魔精霊アトン復活の噂に混乱するアレクラスト大陸。各地で暴動が起こり、それが次第に戦火へと変わっていく中、ついにリウイの手にアトンを封じる〈ファーラムの剣〉が! 魔法戦士最後の戦いが始まる!

感想・レビュー・書評

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  • ソードワールドの世界において、魔精霊アトンがどのように決着するのか知りたくて読んだ。
    10年前に刊行されていたとは。
    ロードス島伝説のような荘厳なサーガを期待していたが、そうではあらず。
    それは、主人公のキャラが軽いからだろう。
    仕方ないことだ。

  • どうしてこうなった……と作者に言いたいリウイ完結にしてソードワールド最終作。
    25年続いてきたソードワールドの締めにしては余りにも酷い。あらすじだけで進む物語、端折られる戦闘シーンとリウイ3rdシーズンの悪い所そのままに終わってしまった。
    逆にこの苦痛から開放されたと思えば救われるか。この作者の本はこれ以降買ってない。

  • 長かったリウイサーガ完結編にして、
    水野良氏が描くSWワールドノベルのオオトリを飾る一冊。

    の筈なのだが、それに見合った出来とは言い難い

    重要キャラの生死があまりにアッサリとしているわ
    ページ数のほとんどが「こうなりました、ああなりました」と
    結果だけポンポン語られるあらすじ形式だわ
    じゃあこんだけ省いたんだから、さぞかし最終決戦は迫力の戦闘シーンを書いてくれるんだろうな、という僅かな期待も裏切られます。

    ただラストの締め方は結構好き
    「ええ!?そっち!?そうなる?!」的なところも含めて。

  • 到底求めていたクオリティではなかった。納得も全然いかない。それでも、完結することなく無残に放置されたヒロイック・ファンタジーがあまたある中で、とにもかくにも一応の決着をつけた。そこを評価して★3つ。
    10代の頃から触れてきたソード・ワールドに、ひとつのピリオドが打たれたと思うと感慨深い。

  • 本当に長い旅が終わった感じ。
    かれこれこのシリーズだけで12~3年くらいでしょうか。
    ロードス島戦記から始めると25年になるそうな。
    やっぱりパーンとディードに勝るものなし。

  • 長かった・・・作者もあとがきで語っているが、読者にとっても長かった作品でした。でも完結してよかった。すこし心残りなのは、英雄達と呼ばれていた者たちの最後がねぇ・・・もうすこし詳しく描写してほしかったな、剣姫の最後とか、案外誰かをかばって深手を負うが、それでも最後まで踊りながら剣を繰り出していたとか、まぁ妄想はふくれるわけで
    最後の決戦のときの冒険者の中に昔ソードワールドで遊んでいたキャラクターがいたら、どんな活躍してたかな?それとも迷惑かけてたりして^^

    ともあれ、完結おめでとうございます。
    水野さん、おつかれさまでしたと言いたいですね。

  • 読了。‥うわあぁぁぁ、リウイ終わっちまったよおおお(´;ω;`)
    長く、長~~く愛読してきたシリーズが終わってしまった事に多少の喪失感を覚えますが、先ずは、ひとかたならず敬愛している水野良さんと同じ時代を生きている事に、深く感謝する次第です。

    リウイシリーズは終わってしまいましたが、作中で、本作に関連する別の物語の存在が仄めかされていたので、そちらもいつか手にとって読める機会があるのか気になる所です。
    ‥とは言うもの、本心はやっぱり、リウイのその後などがあれば読んでみたいですね。

    リウイですし、前日談だった「魔法戦士リウイ0」に対する、後日談のような‥。

    本巻で魔法戦士リウイの物語はこれ以上ないくらい円満に終わりました。大好きだった主人公とヒロインも、幸せなラストを迎えられて良かった。

    その上で、続き‥というか、せっかくミレルも綺麗になったし、これまで叶わなかったリウイとの二人旅だし、もうちょっと二人の活躍を見たいなぁ~‥とか。ラストでメリッサとジーニのアトンとの戦いのその後については触れられていなかったので、そこもどうなってるのか気になる!とか‥。

    面白かった。何が良かったを挙げたらキリがないので、そこは割愛。
    このシリーズに出会えて良かったです。

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著者プロフィール

1988年刊行の「ロードス島戦記」(スニーカー文庫)でデビュー。以降、「魔法剣士リウイ」シリーズ(ファンタジア文庫)、「クリスタニア」シリーズ(電撃文庫)などで、ファンタジー小説の旗手として活躍する。

「2018年 『グランクレスト戦記DO 英雄の系譜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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