姫狐の召使い (富士見ファンタジア文庫 か 11-1-1)

著者 :
  • 富士見書房
3.11
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本棚登録 : 76
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829137291

作品紹介・あらすじ

「光くんは私と結婚するの!これは決定事項なの!」そんなことを堂々と語る幼なじみ・朝日奈紫とともに古びた神社で見つけた古文書の中に吸い込まれてしまった水原光。見知らぬ地に放り出された光を助けてくれたのは、都の守護者を自称する狐耳の美少女だった。彼女は呆然とする光に言い放つ。「無能だな。ご主人さまに対してその態度は何だ」気がつけば毒舌狐耳美少女の召使いにさせられ、それでも幼なじみを捜し回る光が巻き込まれるのは、陰謀?それとも修羅場?「僕はただ、心静かに暮らしたかっただけなのに…」異世界修羅場ラブ&アクション、堂々開幕。

感想・レビュー・書評

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  • 全4巻再読
    改めて読むと駄目なところがたくさん目につく
    アイデアの面白さでつっぱしる作品
    もっとさくさくぱきぱきした構成が必要だ

    2012/3/25
    『織田信奈』の作者による別シリーズ
    富士見向けに中学生以下むけといったおもむきで
    キャラクタや話の筋といった中身は純に富士見ライトノベルだが
    この作者らしく文章描写は児童文学ふうにしっかりしかしかつ簡素でさらりと読みやすい
    それなりの内容のはなしを的確簡潔明瞭必要十分に読者へ伝える手腕は流石
    すごくかるい内容だがすかすかでなく良い意味でかるい
    この作者のもうすこし高年齢向けの濃いめ作品も読んでみたいところ

  • 信長ほどおもんないな。
    ボケがいまひとつやわ。
    続きは、きっと買わん。

  • 春日みかげさんはタイムスリップモノが好きなんですかね?
    某織田氏の元へ高校生が飛ばされる話があると思えば
    今度は平安時代だそうですよ.
    そこで妖狐っぽい娘さんに式神として使役されて妖怪退治をしたりなんだり?
    最後まで読んでないから知らんけど.

    で,ヒロインが3人だそうですね.
    「召喚者である狐娘」と
    「一緒に飛ばされてきた幼馴染み」と
    「現地で出来た許嫁」.
    狐娘:意味のない嘘ばっかり付いていて会話がボケツッコミになりがち.
    幼馴染み:独占欲が強くて面倒.
    許嫁:やたらとプライドが高くてツンデレ風味.
    という感じか?

    そこも実はよくわかってないんだけど.
    というか,アレだよね.
    最後まで読んでない本の感想を書くってのはどうなんだろうね?
    とかふと思ってしまったんだけど….
    まぁ,そんなわけで(?)「姫狐の召使い」ですよ.

  • 源氏物語をベースにしたファンタジーは数あれど、武闘派の若紫ははじめて見ました。
    いや、面白いからいいんですが(笑)

    陰陽道がかかわる事ですので、若干読みづらいところはありますが、慣れればテンポよく読み進めることができます。

  • 前作の『織田信奈の野望』が割と評判が良いとのことなので購入。

    「平安京」「安倍晴明」「道満(芦屋道満)」「源氏物語」とキーワードは豊富だが全く活かされていない。時代背景や源氏物語上の登場人物の考証を『1冊でわかる日本史』『あらすじで読む源氏物語』的な本”だけ”で行ったかのような薄っぺらさですね。
    もちろんラノベの時代物は時間的にも、メインターゲット的にもきちんと時代考証すべきとは言わないが、平安時代であるべき様相が皆無。これなら例えば逆に安倍晴明や道満が現代に飛ばされても話は成り立ちますよね?登場人物も単に源氏物語上の人物名を借りているだけなので、それこそ『文学少女』方式で登場人物に当てはめる方がよっぽど自然な流れのように思います。

  • 織田信奈から。この作者の主人公はツッコミキャラになる運命なのか。ツッコミ気質の主人公の周りがツンデレやらツンデレやらがいる構図は信奈と変わらない。信奈の文章が肌に合う人はこっちも合うはず。

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著者プロフィール

2009年『織田信奈の野望』でGA文庫からデビュー。2012年7月にTVアニメ放映のヒットとなり、現在は『織田信奈の野望 全国版』がファンタジア文庫より刊行中。他作品として『真・三国志妹』(ファンタジア文庫)『Re:スタート!転生新選組』(電撃文庫)『ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士』(ダッシュエックス文庫)などがある。

「2023年 『天才少女、桜小路シエルは異世界が描けない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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