スカイ・ワールド (富士見ファンタジア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/富士見書房
3.79
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本棚登録 : 158
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829137543

作品紹介・あらすじ

スカイワールド-それは魔法と科学技術が同居する世界で、無数に浮かぶ島から島へと飛空艇で旅をするオンラインRPG。運営開始から一週間、数万人ものプレイヤーがスカイワールドの中に閉じ込められる事件が発生する。プレイヤーたちがいまだ現実世界への出口を見つけられない中、ジュンこと三木盛淳一朗は誰ともチームを組むことなく、持ち前のゲームセンスを武器に単独で攻略を進めていた。しかしある日、迷子の初心者・かすみと白魔術師のエリに協力を求められてしまい、三人で難クエストに挑むことになるのだが-。天空に浮かぶ唯一の浮遊島、第一軌道『アイオーン』を目指す、オンライン冒険ファンタジー。

感想・レビュー・書評

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  • 地味にMMO初心者にやさしい作りになっているのが好感

  • サクヤがやっとしっかり登場した五巻。スカイワールドの世界により一歩踏み込んで新しい種族も登場した。サクヤにとっては従姉妹であるヒカルも出番が多くて可愛かったし話が大きく動き始めて次が気になる一巻だった。

  •  ネットゲームに似た世界に召喚されちゃうはなし。一応、クリアへの道は用意されているけれど、主人公はクエスト厨なのでひたすらクエストクエストクエスト。

     ネットゲーム系小説の主人公は必ず切り札を持っているもんだけど、この主人公のやつは割とおとなしめだと思う。二刀流とかに比べれば。

  • 最近流行りのVRMMOもの。
    8層からなる空に浮かぶ島々を巡る物語。ある日、突然飛ばされた異世界で最上層を目指して冒険するというもの。今巻を読む限りでは疑問に残る設定もあったが、物語としては良作。目標がきちんと明示されているので、じゃあ次の階層ではどんなことが起こるのだろうとわくわくしながら次を楽しめる。

    主人公Tueee設定もクエストマニアという裏打ちされたものだし、2回まで死んでも大丈夫というのは行動に幅ができて面白い。この手のテーマは、いかにSAOと差別化できるかが課題だと思うけれど、本作はうまく回避できている。バトルシーンで擬音を多用していないところも評価できる。

  • 『ソードアートオンライン』とストーリーの背景がよく似ているので、試しに1巻買ってみましたが、意外とおもしろくてはまりました。

    『ソードアートオンライン』と比べると重くはなく、設定も複雑ではないですが、設定はしっかり作り込んでいてかつサクサク読めます。

    長編ではありますが、ダラダラとしてないところも好感が持てました。

  • 今はやりのMMORPGが題材
    んー…つまらなくは無いが某アニメ化作品よりは…
    「隠していた新能力」「新しく目覚めた新能力」で敵を倒すのは好みじゃないんです
    ちなみに購入きっかけは武藤此史画

  • なにやら人気らしいので読んでみました。
    オンラインゲームの中に閉じ込められた主人公たちが脱出を目指す話──というと某ソードアートを思い出しますが、こっちはそれほど殺伐としておらず、読みやすいです。
    ソードアートみたいなのを期待して読むとちょっと肩すかしかもしれませんが、これはこれで、という感じですかね。
    なにが面白いの、と聞かれるとこれといって答えられないのですが、時間があるなら、読んでみると意外とはまるかもしれません。

  • ログホライズンに近いのかな?

  • 魔法と科学技術が同居する無数に浮かぶ島から島へと飛空挺で旅をするRPG『スカイワールド』
    しかし、運営1週間で数万人のプレイヤーが閉じ込められてしまって……
    最終目的地、浮遊島アイオーンを目指す冒険ファンタジー。

    この紹介を読むだけだとどう考えても最近、巷に人気のある作品を思い浮かべてしまでしょう。
    自分自身も表紙で買いましたし、期待もしていませんでしたが、読んだ後は、作者さんに頭を下げたいです。
    スゴイ面白かった!

    バトルシーン、キャラ、人間関係などかなりいい感じで、作者もあとがきで書いてあったけど、冒険をしている感が出ていてとても好きです!
    最後のバトルシーンは鳥肌が立ちました!
    謎に包まれた存在もちらほら出てきているし、今後の壮大な世界観が深まっていくことに期待したいです。
    ただし、恋愛ものになった瞬間がっかりすると思うが、冒険を大切にすると作者さんが言っているので大丈夫と信じたいです。

    それにしても、表紙がキレイすぎる…

  • 最近よくある設定だけど楽しめました。お菓子感覚でサクサク読める本。
    MMO経験者なのでプレイしている時の状況と重ね合わせて、より作品の世界に入り込めた感じです。
    最後のバトルは星4つ付けたいところなので、全体としては星4に近い星3つです。

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著者プロフィール

第十七回富士見ファンタジア長編小説大賞審査員賞受賞。『琥珀の心臓』でデビュー

「2020年 『監獄勇者のやり直し2 貶められた最強の英雄は500年後の世界を自由に生きる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

瀬尾つかさの作品

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