おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! 4 (富士見ファンタジア文庫)

著者 :
  • 富士見書房
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本棚登録 : 171
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829137758

作品紹介・あらすじ

「なんで、あたしは鈴木君と仲良くなれないのよ!その上、彼女までいるって判明するし…。超不公平!」夏休みが終わり、二学期が始まってから恋ヶ崎桃の機嫌が悪い。マジで最悪。他の人にはそういう態度を見せないくせに、俺にだけブチ切れてくる。鈴木に彼女はいないことを俺が確認してきたのに、信じようとすらしねえ。それより俺は長谷川のオタク疑惑と、桜井さんが俺を気に入っているって噂をおまえに相談したいんだよ。あー、もう!頭に血が上ったからって、なんであんなこと言っちまったんだ俺。「協定関係、なしにしたっていーんだぞ」って。

感想・レビュー・書評

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  • 恋ヶ崎とのケンカや桜井とのデートなど、登場人物との関係が大きく変化してきた巻だった。
    櫻井とのデートは初々しくて良かったのだが、失恋したも同然の展開でかわいそうだった。
    主人公を諦めた感じでラストを締めたが、今後どのような仲になるのか、気になった。

  • おおお面白いっ!

    いろいろ透けて見えるところがいい。
    主人公の柏田が、鈴木の否定については一回で諦めるのに、長谷川に対しては何度も訊いたりして、自分を優先していることがまるわかりで面白い。鈴木は嘘をつくような奴じゃないことを桃ちゃんに説明して、鈴木にもちゃんと花火大会で彼女っぽい人を見たって言わなきゃ伝わんないよ!と思っていたら案の定、炎上。他の女の子とデートしているうちに、桃ちゃんのことを思い出して反省する展開なのは良かった。桃ちゃんのアドバイスがなければマジクソだね。女の子とデートしてるのにソファ席を譲るという発想もないわけ!?友達と遊びに行くことも少なかったでしょ、コイツと素で思ってしまった。桃ちゃんいい子だわ、マジ義理堅いわ、友達が多いのも頷けるわ。
    小豆ちゃんとの恋はもうダメだね。せっかく小豆は彼女になれないことが伝わったんだから、そっとしとけよ!

    それぞれの好きな人と結ばれるために協力し合ううちに、互いに惹かれていくというよくあるパターンだけど、この先はどうなるんだろうか。明らかに二人が無意識のうちに好き合ってることが分かる。納得できる終わりになることを望む。さあまだまだ続きを読むぞー!!

  • 桃と鈴木がようやく進展。と思ったら次はいきなりハードル高そうだな(笑)しかし桜井さんがいい娘過ぎて辛い。今のところ完全に負けポジションなだけに可哀想な感じがより一層。そんなだから個人的にはメイン2人より幸せになって欲しく感じられる。ただそうなる展開はありえないんだろうなぁ・・・

  • 鈴木くんと浴衣姿の女性が花火大会で一緒にいる姿を目撃しちゃって
    ナーバスになってる桃ちゃん.

    桜田さんからラブラブ熱視線を浴びるも気付かないカッシー.

    夏コミで出会ったムラサキさんともなんだか良い感じ?

    カッシー,オマエもうリア充じゃね?

  • 途中まで読んでいるところ。

    3巻を読んだときに、ストーリー的に面白くなりそうだと期待していたのだが、なんか4巻は思っていたようなストーリーじゃなかった笑

    まだ途中だから、何とも言えないけど、恋ヶ崎が同人誌を書き始めるストーリーがあんまよくなかった。話が一気にふっとんでいるような気がしてならない。

  • 主人公がキャラ崩壊しちゃってるような...。
    所々3巻まででは考えられない言動が目立ったようにみえた。
    オチも分かりきってて引きも、う~ん...といった感じ。
    次に期待したいですね。

  • 相変わらず好きになれないなー。

    正直俺は、この話をとらドラと比較しながらでないと評価できないんだけど、
    そうすると何も褒めるところがない。ほんとにない。

    あっちのキャラクターはとかく我が強いのに比べると、こっちは押しが弱いというかなんというか。
    まだこっちは序盤なんだ、という言い訳はあるだろうけど、
    そんな悠長な、とも思う。

    思うに、根暗はもう帰ってもらっていいんじゃないかな。オタク側の描写と絡む気がないから邪魔だと思う。話暗くなるし。
    あと、イケメンとヒロインの絡みまで巻数かけ過ぎ。その点とらドラ!1巻告白シーンは良く出来てるわー
    で、根暗に消えてもらって、イケメン加えて、同人作家と5人でひたすら同人誌作ってた方が話がまとまる気がする。
    --
    2012/6/27 追記
    よくよく考えると、メインヒロインがビッチすぎてアレだと思った。
    今回、メインヒロインに限定すると以下のようなプロットじゃないですか。

    1. ヒロインの理想の男性が小説の形で提示される
    2. いろいろあって険悪ムード
    3. 主人公が小説内の「理想の男性の行動」をトレースする。仲直り
    4. イケメンと仲良くなって有頂天

    主人公視点だと3 -> 4の流れが実にアレ。
    4巻の終盤にもなって、あれだけイベントあった上で、
    「ただしイケメンに限る」とか、ちょっと何考えてるのかわからないです。

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著者プロフィール

第2回ネクストファンタジア大賞〈金賞〉を受賞作「おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!」でデビュー。他の作品に第8回龍皇杯受賞作「オレと彼女の萌えよペン」などがある。

「2020年 『同棲から始まるオタク彼女の作りかた5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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