東京レイヴンズ8 over-cry (富士見ファンタジア文庫)
- 富士見書房 (2012年10月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829138090
作品紹介・あらすじ
白日の下に晒された夏目の本当の姿。「約束の男の子」は夏目ではなく春虎-。真実を知った京子は春虎たちを避け続けていた。一方、シェイバとの戦い以来、春虎は呪力を制御できず不安定な状態に陥っていた。幾つもの不安を抱える春虎たち。そんな折、土御門宗家が何者かによって襲撃される事件が起こる。動揺する夏目のもとに現れたのは、あの赤毛の少女、多軌子だった。「ぼくが目覚めさせるんだ。-夜光の生まれ変わりを」運命の歯車は、軋みを上げて回り始める。後戻りすることのできない、未来へと向かって-。
感想・レビュー・書評
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陰陽師の卵達の青春物語第9巻。うぉぉぉぉぉーーっ!! 超絶面白い! 前巻も凄くて、これ以上スケールの大きな話にはならないかと心配したけど、吹っ飛んだ! 夏目と京子の仲直りのシーンはもらい泣きしちゃうし、初登場の春虎の両親のはっちゃけぶりも驚きだったけど、やっぱりそういう顛末か! 次が第一部完らしい。早く続きが読みたい~!
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『Dクラ』『BBB』と比べると
主人公たちがまだ未熟なところも書くところが今作のお題でもあるのだろうけれど
先輩後輩世代はともかく親世代はだいぶん構成上苦しい感じである
もっとも刊行順につきあっているからそう思うのであって
全巻完結してから読むとまた違うのだろうけれど -
blog(2014-01-23)から転記
コツコツと読んでたらえらく時間がかかってしまいました。
怒涛の展開でな、なんだってー! と叫び……叫べればよかったんですが、うっかりWikiPediaでネタバレてしててアレな感じですw
相馬のお嬢はやっぱりどうにも感情移入出来なくて、うざいなーと思ったり(ファンの人ごめん)。
なんというか一方通行で過剰な期待は色々とダメだと思うんだ。
メインとなる春虎のあれこれですが、バレ以前にほぼ確信していた展開なので取り立てて驚きはなかった。
最後の夏目は、バレがなかったら衝撃の展開だったかも。 -
んーと、3日間くらいの話、だよね?あまりにも盛りだくさんすぎて、このこたちタフだなー若いっていいわね、などと途方にくれるよ。おとなたちの落ち着きぶりに安心するし、そこがまた不気味なんだけど。大友センセが出てくるだけで安心して泣きそうになる。
とうとうここまできちゃったなー。
20160526~20160602 -
盛り上がった。
続きが気になってしょうがない。 -
第8巻を読破。
夏目くんが本当は夏目ちゃんだった、と陰陽塾の生徒たちに知られてしまった前回。
一番ショックを受けていたのは、仲間として一緒にいた京子で。
「うそつき」
夏目も春虎もがんばって関係を修復しようとしていて。
京子も頭ではこのままではいけないとわかっているのだけれど、心が納得していなかったようですね。
気まずさもあっただるし、ね。
いわゆる京子の初恋の相手は夏目じゃなく、うん、あいつだったわけで。
しかも春虎も春虎で京子に会ったことを忘れていたから余計だろうなあ。
と、青春している鴉の雛たちですが、周囲はいろいろと騒がしくなっている模様です。
多軌子さんの登場やら、多軌子さんの式神の正体やら、暗躍している陰陽庁やら春虎の両親や、夏目のお父さんやら、続々と登場してきていますね。
あ、あの〈鬼〉とかあの親戚のお子さんとかも出てきていますね。
これはいろいろと騒がしくなりそうな予感です。
それにしても――
多軌子さんの式神・夜叉丸がちょー美形でどきどきしてしまいましたー(〃▽〃)
口絵のカラーイラストとか、挿絵とか。
思わずごろごろ転げまわるところでしたww
しかもその正体が今まで名前だけの登場だった「彼」なわけで。
彼と彼女が出会ったらいったいどんな展開になるのか……。
どきどきそわそわして読んでいたけれど、うまいこと遭遇しておりません。
やりますね、あざのさん。
笑
楽しみは取っておけ、ということですね、わかりました。
前回で「まさかね、あははは」と思っていた事柄が決定的となってしまいました。
読み始めた当初、一瞬「まさかね、あははは」って思ったのだけれど、本当に「まさか」と思って頭から閉め出していて。
それが前回の殻を破る――という表現に「お? まさか……」となって。
本当にそのまさかだったとは……。
じゃあ彼女はいったいどこの子なんだろう?
あの二人の子どもなのかな?
なんか……ここにきて複雑すぎる家庭環境に「おおう……」って感じですね。
いったいどうなることやら。
ラストも衝撃的すぎるしー(>_<)
と、緊迫感満載の第8巻ですが、今回のなごみ役は鈴鹿ちゃんですね。
くっそう、かわいいなあ、鈴鹿ちゃんww
口悪いけれど意外と~ちゃん呼びしてたり、夏目っち呼びしてたり、花火大会を一番楽しんでいたり。
前回のなごみ役はすず先輩の幼女発言だったけれどね!
鈴鹿ちゃんの活躍の場もあるといいなあ。
あ、でもそうなると彼との遭遇もだよなあ。
そうなるとあっち側についちゃう可能性もあるのかなあ。
うわあ次がちょー気になる!!
楽しみに待っています。
あと東京レイヴンズ、アニメ化企画進行中ですか!!
うっわ、ちょー楽しみですー(*゚∀゚)