冴えない彼女の育てかた 2 (富士見ファンタジア文庫)

著者 :
  • 富士見書房
4.07
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本棚登録 : 426
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829138274

作品紹介・あらすじ

紆余曲折を経て、動き出した我らがゲーム制作サークル。ついに俺、安芸倫也のクリエイターとしての栄光の日々が始…「何言ってんの、今月末までにキャラデザなんて無理!」「時期が悪かったわね。ちょうど新作の執筆に取りかかってるの」「や、約束したよな二人とも?ちゃんと俺のゲーム制作に協力してくれるって!」「確かにやるとは言ったけど、まだその時期の約束まではいてないでしょ?」「つまり、私たちがその気になればゲームの完成は10年20年後ということも可能だろう、ということ」「どうやってゲーム作るのこのサークル!?」メインヒロイン育成コメディ、いきなり波乱の第2巻。

感想・レビュー・書評

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  • 加藤さんに彼氏持ち疑惑があった気がしたが別にそんなことはなかったぜ。シリーズ2作目。
    詩羽先輩回だった。高校生らしからぬ因縁はまあ作者特有として、不合理でない感情の機微が先輩と安芸の両者に与えられてる。捉え方によっては凡百のツンデレかヤンデレが書き方で凄く良くなってる。
    1巻はまさに体験版といった構成だったが、今回もジワッと攻めてくる内容。これはコース料理のごとく腰を落ち着けて臨むべき本になる予感。

  • 黒髪ロングきたー。

    今後の展開に期待です。

  • 加藤さんホントに良いキャラしてるなあ。好き

  • 評価:☆4.5

    メインヒロイン育成コメディ、いきなり波乱の第2巻!


    何とか動き出したゲーム制作だが、なかなか順調には進まない。

    加藤とのデートではコミケで鍛えたノウハウを活かす倫也が面白かったw
    一生懸命エスコートしようとするところは好感がもてる。
    そしてプレゼントをあげようとする加藤は間違いなくヒロインだったw
    英梨々曰く怒った顔も可愛すぎぃ!
    段々ヒロインらしくなってきてるのかねw

    あと思った以上に霞ヶ丘先輩が倫也にゾッコン(死語)で愛らしかった。加藤にモロ嫉妬してるのが可愛いw
    気持ちわかってて?あんなのを書かせる倫也は鬼やでぇ・・・
    そりゃ書いてるときに発狂したくもなるよww

    プロットは出来たみたいだし今度は英梨々が主役かな?

  • 自分がどういう女の子が好きなのか、浮き彫りにされるような感覚を覚える二巻だった。普通の中にある小さなスイッチを、針の穴に通してくるようにして押してくる瞬間がある作品。

  • 胸のときめきと胸の高鳴り。
    やはりプロのシナリオライターなんだなと思った。

    それと、主人公が退散したあとのエリリと加藤のシーンがすごいよかった。個人的には「そのムスッとした表情いいわ」みたいな解説をいれないほうが良かったかも。オサレじゃん、そっちのほうが。

    それと、ゲームのシナリオの話。「前世を消して現世を残そう」という主人公の主張は、個人的には「前世=作られたもの=ヒロインとしての加藤」でなく「現世=あるがままの姿=そのままの加藤」ということだと思ったけど、作中では「前世=ラノベ作家」、「現世=加藤」ということなのだろうか。

  • 調子が出てきた?

  • 主人公は確信犯

  • 1巻の時点で加藤以外の2名とは過去に何やら確執があったことだけは伺えたのだけれど、それが顕在化してくる第2巻。
    今巻で中心になっているのは詩羽先輩で(メインヒロインのはずの)加藤に中々フォーカスが当たらない点はやきもきする。
    「冴えない彼女」をうたっておきながら、普通におしゃれして普通に優しくて普通にヤキモチを焼いたりもする、というギャップが魅力的に見えるのかな。

    順当に行くなら3巻は英梨々の話になりそうだけれど、この一風変わったラブコメがどう着地するのか楽しみです。

  • 主人公が無駄にエネルギッシュで読んでいて元気が出てくる。

    ヒロイン三人との掛け合いが絶妙で、今回は詩羽が特に活躍していてシナリオのプロットが作成されていく様が面白かった。

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著者プロフィール

小説家/脚本家。小説デビュー作『冴えない彼女の育てかた』(ファンタジア文庫)では、原作のみならずTVアニメ・劇場版のシリーズ構成並びに脚本も担当。

「2022年 『冴えない彼女の育てかた 深崎暮人画集 下 Fine.』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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