甘城ブリリアントパーク 1 (富士見ファンタジア文庫)
- KADOKAWA/富士見書房 (2013年2月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829138281
作品紹介・あらすじ
謎の美少女転校生・千斗いすずが、可児江西也を放課後の教室でデートに誘ってきた。転校初日から校内で噂になるほどの女の子に誘われるというのは、悪くない構図だ。ただし-、こめかみにマスケット銃を突きつけられてなければ、の話だが。しぶしぶ承知して向かった先は「甘城ブリリアントパーク」。ダメなデートスポットの代名詞として名高い遊園地だ。そこで西也はラティファという"本物の"お姫様に引き合わされる。彼女曰く「あなたにこの『甘城ブリリアントパーク』の支配人になって欲しいのです」…って、なんで俺が。
感想・レビュー・書評
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あとがきにある「蓬莱学園のような」の背景説明のような1巻
キャラクタ描写への踏み込みが
難しいところだが今後日常ものとする前提としては中途半端詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ライトノベル
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978-4-8291-3828-1 325p 2013・2・25 初版
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アニメで気になったので読んでみる。かなりマイルドに改編されてたんだなあ。確かにアニメじゃこの内容は放送できない。
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アニメ1話見てから読んだけどおもしろかった。準主人公のモッフル、いがいといいやつでした。
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てっきりボン太君だと思ってたら違ったよ。フルメタとはまた違った方向性で面白い。
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こうした表現が適切かは異論の余地があるだろうが、この作品は「古き良き時代の雰囲気を残したライトノベルだな」と、そう感じた。
もちろん、著者の賀東さん自身がその時代から書いておられるのだから、当然といえば当然なのだが。
描写は浅く、物語の展開やシチュエーションのギャップで笑わせて読ませる描き方は、質の高いものだった。さすがである。
シーンの省き方と描き込みとのバランスが取れていて、非常にテンポが良いのだ。ライトノベルらしい疾走感がある。
フルメタルパニックの短編集で見られた切れ味のよいユーモアもふんだんにまぶされていて、シンプルに笑わされた。
一方で、冒頭に危機的状況を置く描き方はセオリー通りであり、これもまた「古き良き時代の」といった雰囲気を醸し出す一因だろう。良し悪しというより、ややありきたりに感じたかな。
いろいろ書いたが、一言で言えば面白かった。伏線も程よく散りばめてあって、一巻らしい一巻である。
というわけで、星五つと評価したい。 -
あの京アニによるアニメ化決定ということで読破。何のことはない、良いラブコメでした。
「2週間で10万人集客せよ!」を目標に経営難の遊園地を救うべく主人公たちが奮闘します。小難しくなくサラッと読めるのはいいけど主人公が最後にとった手段はいろいろアウトでしょ実際。
強引な結末を除けば毒のあるマスコットキャラのブラックな会話にクスリとさせられたり。2巻以降ではそういう従業員(キャスト)たちの日常がもっと見られそうなので楽しみです。 -
フルメタとはまったく違った内容の作品。
普通に面白いと思う。 -
賀東さんにしては異色の作品だね。