デート・ア・ライブ 美九リリィ (06) (富士見ファンタジア文庫)

  • 富士見書房 (2012年12月20日発売)
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本棚登録 : 395
感想 : 19
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  • 本 ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829138359

作品紹介・あらすじ

天宮市内の高校一○校によって行われる文化祭・天央祭の準備中、士道は第6の精霊、美九と出会う。会話を試みるも「何喋りかけてるんですかぁ? やめてくださいよ気持ち悪いですねぇ」美九は男嫌いのようで――!?

感想・レビュー・書評

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  • 今回は百合の子のお話。
    「興味がないというより、嫌悪感を示してる」という琴里の発言と、人間なんておもちゃに過ぎないという美九の発言から察するに本当の意味での百合っ子ではなく過去に何かがあって男性に嫌悪感を示しているのだろうと判断した。
    いつもは一巻で完結するのに今回は完結しないのも新鮮でいい。
    前巻からラタトスクが協力できず、士道と一部の仲間だけで解決するという場面が多く、巻を追うごとに士道が追い込まれていっている。
    これからはどんどん厳しい戦いを強いられそうですね。
    真那の復活に狂三の登場、DEMに攫われた十香。
    そして絶望的な状況に立たされた士道。
    次の巻からどう話が動いていくのか楽しみです。

  • 読了日不明、多分中学生くらいの時に読んだ。 繋ぎ巻、士織初登場回。

  • 百合の精霊の話の前編。
    女装がいけてない。

  • 今回の妖精はサブタイの文字通り百合っ子な美九さん。
    見た目もすっごい可愛らしいのですが、同じく新キャラ(?)の士織ちゃんの破壊力があまりにも強すぎて美九さん霞んでます…

    今回は真那が復活で心強い味方に!
    そして、あの人も…動向が気になるところ?

  • 面白かったです。

  • <内容>
    いよいよ美九様登場。
    それにしても、かわいいは正義ということを実感させられた。

  • BookWalkerにて

  • 精霊といちゃいちゃ(命がけ)するライトノベル第6巻です!

    副題は 『美九リリィ』 リリィは百合の事です。
    はい、もうわかりましたね。そう、今回の精霊 『誘宵 美九』 は百合っ娘です。
    最初、男の姿で交渉した士道に対して酷い事酷い事、神無月なら喜びそうですが一般の男なら心折れるレベルです。

    今回のお話は学園祭です、メイド喫茶とか模擬店とかバンド対決とかお祭り気分たっぷりです!
    が、後半はうってかわってバトルとシリアス展開で重くなっていきます・・・

    士道は、美九を救う事もできず大事な人も攫われ何万の敵性勢力に狙われるなかあの最悪の精霊と再び邂逅する・・・

    次巻へもの凄い気になる引きで終わりますw

  • この作品が出た当初に期待したカタチが、この巻でようやく出てきてくれたように思う。時崎狂三編との対比、絡みが意識される今作。そしてあるいは大きなターニング・ポイントになっているのではないか。
    ネタバレになってくるが、狂三と同じく尻切れトンボ感は否めない。精霊というものの恐ろしさが、催眠能力によって描き出されるとともに、精霊の精神構造がラノベゆえに浮かずに描くことができたのではないかと思う。一方でそれらを描くため、またシドーが決意するまで一旦打ちのめされるのを描くため、尻切れトンボ感を出すように至ったように思う。しかしこれが後々ターニングポイントだったのだと思えるようになれば、クライマックスとセットで、印象的な一つの巻となるはずだ。今までの物語は、何だかんだで精霊たちが人間にとって、そしてシドーにとって、歩み寄ることが見出せた。しかし美九の場合、その考え方に教育が必要と琴里もいっている。その教育とは、単なる社会常識の会得でなく、道徳教育といった種のものだろう。人間のように単に幼かったり考えが未熟だったりすれば(まだ)いいが、精霊というものだけに、果たして教育することが正しいのか、人間と同じに考えていいのか、考えさせてくれる巻でもあったのではないか、と勝手につらつら考える次第だ。
    とりとめもないことを書いてきたが、7巻に期待したくなる一冊だったとしておき、締めくくりたい。

  • デート・ア・ライブシリーズの第6巻です。

    今回顕現した精霊「美九」は男嫌いということで、士道は晴れて女装してデレさせることに。昨今の消化すべきネタの一つなのかもしれません。
    士道も他のラノベ主人公と同じように「女装似合う系」ということであまりぼろが出るような感じもなく、十香や折紙もキャラ的にツッコミを入れることもないので女装していることにはあまり引っかからずにストーリーは伏線をまきながらどんどん進んでいきます。コメディ要素は抑えめかと思います、女装巻なのに。
    DEM社やASTといった士道たちの周縁を取り巻く人々が徐々に蠢き始め、今巻でも精霊をデレさせる士道サイドとDEMとの対峙が描かれる折紙サイドの2本のストーリーが互いに緊張感を高めながら、クライマックスへ到達していきます。美九と士道のステージ対決も折紙の奮闘もかなりワクワクしながら読みました。
    そして最後は十香もラタトクス機関もやられ、士道絶体絶命というところで次巻へ。

    クライマックスまで面白さを徐々に高めていきながら読むことができ、続き物の前半なのに読んでいて1ストーリー分の満足感をきちんと得ることができました。第7巻も引き続き楽しみにできると思います。

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著者プロフィール

第20回ファンタジア長編小説大賞<準入選>受賞作『蒼穹のカルマ』でデビュー。続く第2作目『デート・ア・ライブ』は全世界シリーズ累計600万部突破の人気作となる。

「2023年 『王様のプロポーズ4 黄金の神子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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