フロムエース2 可憐すぎる幼馴染みとホテルに行くんだけど、何か質問ある? (角川ファンタジア文庫)

著者 : 尼野ゆたか

• 富士見書房 (2013年2月20日発売)

作品紹介・あらすじ

「明日ね、わたしと-ホテルでお泊まりしよ?」あれ?これってアニメショップでバイトするラノベじゃなかったの?と思ってるそこのアナタ!大丈夫!俺も驚いてます!どうも、庫川武詞です。とらのまき庵波店に強力なライバルが現れてケンカをふっかけられたので、ソイツを倒すために百倍の重力でトレーニングしたり、現実の一時間が二千時間に相当する空間で修行したり、師の命と引き換えに奥義を修得したりするのかと思ったのに、やることはまさかの「幼馴染みとホテルに行くこと」だった!?-。

感想・レビュー・書評

[carele-smithさんの感想 · 2013年2月28日]

あれー？どうしちゃったのでしょうか…？

コンシェルジュの件は良かったですが、
素人さんみたいな会話の流れとか、
なんか手抜きな印象を受けました。

大筋の話の流れもちょっと雑だったし、
なんか急いで書いたみたいな？
お前はいったい何に追われて居るんだと。
まあ、締切でしょうが。

なんというか、残念でしたねえ
キャラも設定も生かせてない。
コンシェルジュのネタが良かっただけに残念なのです。

[芳樹さんの感想 · 2022年11月3日]

【Bookwalker読み放題】とらのまき庵波店の近所にAKB商法で売上げを伸ばす書店が現れた。オタクを見下す店長に煽られ、売上げ競争をすることになるのだけれど…。強敵に立ち向かう武詞の頑張りが格好良く、そんな彼を文字通り「一肌脱いで」応援する幼馴染みの藍那がとても可愛い。ラノベコンシェルジュというのは良いですね。実際にあればぜひ利用したい。さて、ヒロインレースがいよいよスタートというエンディングですが、続巻がないので打ち切りなのかな…。残念ですが、アニメショップの舞台裏も知れたし、何より読んでいて楽しいシリーズでした。

[柏葉さんの感想 · 2013年10月26日]

同人ショップバイト奮闘ラブコメ。近くにAKB商法の店舗ができ売り上げが落ちたため、取り戻すために奮闘する話。アイディアはよくあるものだが、人材がいいんだろうな。人に勝るものなし。頭空っぽにし読めるのはいいことです。

[隼さんの感想 · 2013年8月16日]

まんだらけ　315円

[sokabookさんの感想 · 2013年8月15日]

　とらのあなで働くはなしの2巻。うん、このシリーズはやはり大当たりだ。主人公がものづくりとかアイディアをバシバシ出して物事を解決していくのがいいね。あとこの幼なじみは素晴らしい。

　トレジャーハンタの両親っていう普通じゃない境遇にコンプレックスを持っていた主人公が、自分は案外普通だったことに気づいて、そのことにショックを受けるっていうのがいいな。夢だった「普通」をやっと手に入れたのに全然嬉しくないっていう。

　作中に出てきたラノベコンシェルジュはまじで欲しいサービス。毎月毎月ものすごい数が出るから、どれを読んだらいいか正直わからないもの。この本に出会えたのもたまたま偶然だし。