生徒会の祝日 碧陽学園生徒会黙示録8 (富士見ファンタジア文庫)
- 富士見書房 (2013年7月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829139103
作品紹介・あらすじ
老若男女問わず、みんな大好きな祝日。正真正銘、これが最後の「生徒会」! うん、間違いないよな。一応確認したし、大丈夫。応援、本当にありがとうございました! それじゃあまたねっ。
感想・レビュー・書評
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タイトル*生徒会の祝日 碧陽学園生徒会黙示録8
作者*葵せきな
出版社*ファンタジア文庫
私立碧陽学園生徒会--そこは美少女メンバー四人が集う楽園だが、ついに「終わり」のときがやってきた。多分、きっと、おそらく、もしかしたら、やっぱり正真正銘、最後の「生徒会の一存」。
絡み合う伏線が回収されて、すべての謎が明らかになったり、因縁の敵とラストバトルさえなく、もちろん世界を救ったりもしない。あまつさえ一人のヒロインだけと結ばれることもなく、ただ楽しい会話を繰り広げていく最終巻。でもそれこそが日常。お別れはさよならではなく、ありがとう。だって……。
私立碧陽学園生徒会。そこではきっといつまでも--。
あらすじより。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
番外編もおもろかったな~
人のためのハーレムいいと思うで~ -
シリーズ番外編最終巻。
くりむと知弦の大学生活や、深夏と真冬の転校先でのエピソード、旧生徒会役員によるオンライン会議、鍵と巡のデートなどの短編があります。また最終章の「ハーレム王に、俺はなれたかな?」は新旧生徒会メンバーが大集合する話です。
最終章は思ったほど楽しめませんでした。旧生徒会メンバーのダベリは、メンバー5人で回すパターンがシリーズ本編でしっかり確立されていて安定感があるのですが、新生徒会メンバーについてはそうしたパターンがないせいなのかもしれません。そもそも「新生徒会の一存」シリーズの方は、鍵がメンバーたちを順番に攻略していく話だったこともあって、各ヒロインと鍵との掛け合いはしっかりパターンができていたのですが、メンバーどうしの絡みがまだきちんとパターン化していなかったような気もします。そんなこともあって、新生徒会メンバーたちの反応が読みづらく、ちょっと話のリズムがつかめないまま、終わりを迎えてしまったという印象です。
というわけで、やや期待はずれだったのですが、それでも最終巻らしいエピソードではありました。 -
9784829139103 301p 2013・7・25 初版
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これで最後なんて悲しいです。
生徒会の一存シリーズの皆さん!!
大好きですよおおお!!!! -
生徒会シリーズの完結
けっこう笑ってしまうことが多く、全ての元ネタを知らないのが残念…
とても楽しめました -
もう間違いなく名作だ、異論はないだろう?
今でこそ似たような話はあるけど、このジャンルを確立したのはコレが最初だったような。しかも笑いだけでなくいろいろ心を揺さぶってくる作品はなかなかないなぁと。
これで最終巻ということですが、しれっとリターンズとかいってまた生徒会メンバーのあれやこれやをやってくれると願いつつ。 -
2013/9/17読了。
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ついにシリーズ完結。
ただし、いつもの”らしさ”よりも、オールスターって感じで物足りないかも…。 -
未収録分に書き下ろしを足した本書は番外の番外という感じ。最終回が続きすぎてようやく終わったという印象だ。それでもこの自由な作風の生徒会シリーズは、自分にとってライトノベルの代名詞のようなもの。長く楽しませてもらった。やたら巻数が出たけれど、やっぱり本編のくりむ政権が感動のうちに終わるまでが、自分的には生徒会だった。ともあれ、おつかれさまでした。