ドラゴンランス戦記 2 (富士見ドラゴンノベルズ 1-2)

著者 : マーガレット・ワイス トレイシー・ヒックマン 安田均

• KADOKAWA(富士見書房) (1987年5月1日発売)

感想・レビュー・書評

[happy00wandererさんの感想 · 2024年3月16日]

マーガレット・ワイス/トレイシー・ヒックマン著『ドラゴンランス戦記2 城砦の赤竜』読了。安田均の翻訳は安定して読みやすい。

道中で主人公タニスが爬虫類特攻（？）の剣を手に入れるが、生身の人間が圧倒的体格差のあるドラゴンと剣一本で渡り合うのは説得力に欠けるなぁと少し興が削がれていたところ、最終的にはパイロスとマータフルールの同種対決という熱い着地点が用意されているのであった……。（ご都合主義はなきにしもあらずなものの）安易に強敵を打ち破る展開にはならないところに硬派TRPGらしい手触りを感じる。
この巻には色々な角度から「美」を強調した女性キャラクターが何人か登場するが、醜く老い、耄碌しながらも亡くした子を思う雌竜マータフルールの姿が一番印象深かった。

[tomo0428さんの感想 · 2013年11月11日]

昭和62年初版発行だとISBNのコードがバーコードになってない(笑)

[gawasyanさんの感想 · 2012年5月8日]

　戦火の中、エルフの恋人ローラナと再会し、苦悩するハーフエルフのタニス。大食漢の戦士キャラモンに恋をした看板娘のティカ。主人公達に同行する謎の老魔術師フィズバン。遂に動き出したドラゴン軍との戦いを描いた、ドラゴンランス戦記第二弾！

[ともてぃさんの感想 · 2011年7月3日]

前半の山場、パックスタルカスの攻防戦。
昔読んだ時のような迫力は感じられなかったが、それでもよく練られた展開は楽しめた。

[kiyosiさんの感想 · 2008年7月12日]

　２００９年５月３日再読

著者プロフィール

Margaret Edith Weis。1948年、米国生まれ。アメリカの空想科学小説の作家であり、小説や短編小説を多数執筆。 トレイシー・ヒックマンとの共著である『ドラゴンランス』の作者として世界的に有名で、ドラゴンランス・ゲーム世界のオリジナルクリエイターの一人としても知られる。

「2022年 『ドラゴンランス　レイストリン戦記４ 戦場の双子〈下〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」