キャラクター・コレクション 下: ファンタジーRPGの職業・役割 (富士見ドラゴンブック 7-12 ファンタジー・ファイル)

著者 : 安田均 グループSNE

• KADOKAWA(富士見書房) (1991年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[suzuki-takefumiさんの感想 · 2015年1月29日]

上巻が戦士、盗賊、魔術師とＰＣ向けだったのに対し、下巻は神官以外はＮＰＣ向けで占められている。ソードワールドでのデータも載っており、当時の「標準的ファンタジー」として押し出そうという姿勢が見てとれる。

[りおんさんの感想 · 2006年7月20日]

今は懐かしいＴＲＰＧのキャラクタコレクション。ここが和製ファンタジーの原点という気もする。もう知ってるよ！っていうことばかりなのだが、自分でそれを整理することに比べれば、これを紐解いたほうが早いし、既製イメージの最たるところを知るには最適かもしれない。古いけどよい本。

著者プロフィール

1950年生。翻訳家、ゲームデザイナー、小説家、アンソロジスト。株式会社グループSNE代表。訳書にスミス「魔術師の帝国《1 ゾシーク篇》」「魔術師の帝国《2 ハイパーボリア篇》」、ウィルヘルム「翼のジェニー」（共訳、アトリエサード）、フィルポッツ「ラベンダー・ドラゴン」、マーティン「サンドキングス」（早川書房）、プリースト「逆転世界」（東京創元社）、ワイス＆ヒックマン〈ドラゴンランス〉シリーズ（KADOKAWA）等多数。

「2020年 『魔術師の帝国《３ アヴェロワーニュ篇》』 で使われていた紹介文から引用しています。」