救え!かつての大親友―新ソード・ワールドRPGリプレイ集〈8〉 (富士見ドラゴンブック)
- 富士見書房 (2004年6月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829143964
作品紹介・あらすじ
ヘッポコーズ一のエルフ好き・エキューのもとに、初恋の人シルヴァーナが訪ねてきた。ターシャスにあるエルフの村が魔物に襲われたというのだ。大張り切りのエキューの異常な迫力に引きずられ、ビビリながらも魔獣バグベアードを倒してみると、そこはかとなく漂う巨大な陰謀の香り?やがて、へっぽこーずの前にかっての仲間ノリスが敵として現れ、もう1人の友ガルガドは行方不明に!?今までにないシリアスな展開に、お気楽冒険者たちはついていけるのか?クライマックスに向け、GMの陰謀大炸裂!!爆笑リプレイ第8弾。
感想・レビュー・書評
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あいかわらずへっぽこなところがありつつも敵との戦いが熱い
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ヘッポコーズリプレイの第8巻。
かなり!面白い。
ソードワールドで5レベルってのはゲーム内では伝説の勇者クラスの強さなんですが、それを感じさせない相変わらずのへっぽこぶりや、それにすかさずしっかりペナルティを与えるGMの匙加減が面白いですね。
長編シリーズだけあって、PCも、そして読者もしっかりとキャラクターたちに感情移入しているからこそ、この巻での新旧メンバー混ざってのドタバタがいっそう楽しいんですよね。逆に言えば、通して読んでるからこその面白さ。スポットでこの巻だけ読んでもさほど面白くないかと思います。
それにしても、アイアンゴーレムとガチバトルできるってのは凄いなあ。レベル5・筋力25恐るべし。
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ヘッポコーズと呼ばれながらも、冒険を重ねて、単号本も重ねて、レベルも、バブリーズに並ぶほどになりました。
多分、彼らがこれほど人気があるのは、ソード・ワールドRPGリプレイの第1パーティに人気があったのと、似ているかもしれないです。
バブリーズは、どっちかというと、プレーヤーも、マスターも、ゴリゴリのパワーゲームで、そのあたりが、ディープなRPGゲーマーに受けたんだと思います。
でも、第1パーティ(名前あったっけ?ユズと愉快ななかまたち?)や、ヘッポコーズは、なんか、なんていうんだろう街からはじまって、また街に帰ってくる冒険者たちで、なんか、そのあたりが、RPGを遊んだことない人にも、すごく、受けている気がします。
いや、レベル5超えてるということは、アレクトラ大陸では、もう充分に「勇者」なレベルなんですけど。
ハーフェン導師、大好きです。
なんか、意図していないと思うのに、微妙にヒースとかみ合っています。 -
なつかしいあのキャラ登場。それにしてもLV上がっても、なんだか危なっかしいパーティーだなぁ。