猫の手冒険隊、集結! (富士見ドラゴンブック 6-71 ソード・ワールドRPGリプレイ集xS)
- KADOKAWA(富士見書房) (2006年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829144862
作品紹介・あらすじ
魔法王国ラムリアースの地方都市ネイラード。猫の街として知られるネイラードの"真白な猫の手亭"に5人の新米冒険者がやってきた。秘密組織に改造されたと主張する戦士ウィンド。年齢不詳のハーフエルフ魔術師ユーリリア。家出シーフ娘モニカと、家出につきあわされたその従弟で精霊使いのトリム。ふぃぎゅあ製作に全精力を傾ける知識神の神官戦士ズン。ちょっと不安な5人だが、猫の手よりはましなはず。街の守護猫シュバルツとともに、秘密組織と戦うことになるのだが?ミスターソード・ワールドRPG清松みゆきが贈る、ミニシナリオと実際のプレイをセットで楽しむ異色リプレイ、発進。
感想・レビュー・書評
-
シナリオと解説を見せてからリプレイを読む形式
なるほどこういうのも面白い
リプレイというかお話じたいはそっけないがTRPG読み物としては良いものだ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
猫の街ネイラードを舞台にしたリプレイ集です。
ベテラン(というか、ソード・ワールドを作った人)清松 みゆきが、ゲームマスターです。
この人が、ゲームマスターしたソード・ワールドといえば、バブリーズですねぇ。
けっこう、パワーゲームになりがち??
今回は、つよいNPCをどうやって、便利アイテムにせずにパーティに絡ませるかとか、そういうテクニックを……といいつつ、そこを経験値でやってしまうところが、けっこう、作った人だなぁ……と思いました。
でも、ゲームマスターとしては、強いNPCを動かすのは、けっこうたのしかったりする。まあ、ロードス島みたいに、最後に、NPCが全部もっていっちゃうのは、どうかと思うんですけどね。 -
新機軸?シナリオセットと、そのリプレイの同時掲載……実態は限りなくリプレイ主体で、舞台裏シナリオがおまけっぽいけど。シナリオ集ってあんまり売れないのかなあ。ノリは軽めのコメディタッチで、大げさに云えばコクーンとかデュダみたいなフォーセリアバリアントっぽいかも。
-
2006/11/18購入。2006/11/22読了。やっぱりリプレイはサクサク読めますね。秘密結社THEMと彼らに改造?されてしまったウィンド。笑える設定です。次巻以降が楽しみ。