ソード・ワールド2.0リプレイ たのだん(1) (富士見ドラゴンブック 29-41)

  • 富士見書房
3.18
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本棚登録 : 117
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829145388

作品紹介・あらすじ

RPGを思う存分遊びた〜〜〜い!RPG大好きっ娘の藤澤さなえさんの叫びに、付き合うことになった初心者ゲーマーのヒヨコ君。"怪力ドワーフ娘・チロル"となって、さなえさんの"ヒゲと男が苦手な女の子・シャーリィ"と一緒に、ソード・ワールド2.0の冒険の世界へ!しかしそこにはシビアなゲーム・マスター田中の用意した多くの事件が-。落とし穴一つで大騒ぎ!初挑戦のトキメキとドキドキがよみがえる、RPG初めて物語リプレイ。

感想・レビュー・書評

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  • ソードワールド系はシーン製でないので読みづらい
    また対象年齢が妙に下過ぎる気がするが
    『新米女神の勇者たち』に比べれば読みやすい

  • blog(2014-01-02)から転記

    再読。と言うか一度手放したのを再度入手。
    最初期のSW2.0リプレイ作品ということで、まだまだシステムがシンプルで読みやすかったです。
    シナリオの作りも短編リプレイ用にシンプルで、PCたちの掛け合いにスポットが当たることにっています。その辺も割と好ましい感じ。
    3話収録にしては本のボリュームは少ないんですが、その分読み物としては引き算で絞りこまれている印象です。

  • 本当にSW2.0初心者向けのリプレイです。著者がプレイヤーというのも、「あのシーンでこのプレイヤーはこんな事考えてたんだ」と初心者の人に理解させるにはとても適したものだと思います。
    なので少しでも初心者のラインを超えた人達にはどうしても物足りなくなってしまうのは仕方がないかと。
    セッションの雰囲気、RPをする雰囲気、ノリ、そういった臨場感を掴むなら、たのだん1・2巻でいいと思います。
    どうせなら初心者プレイヤーだったひよこ君にこの時どう思っていたのか、と当時の心境が読めたら良かったかなぁと。
    個人的に後ろのプレイヤーさん直筆のキャラシが見れたのは楽しかったです^^

  • 初心者向け?と思って読んでいなかったのだけど、いい意味で裏切られた。

  • 読んでると恥ずかしくなるのは、なんでだろう。
    解説は他のリプレイより丁寧だし、TRPG初心者さんが読むにはうってつけ! …と言いたいところなのだけど。肝心の話中のやり取りがなんとも恥ずかしくてすずしい。その点で、これを読んでTRPGをやってみたくなるかどうかは人によるかもしれない。

  • 一言で言うと、「あざとい」。うん。仲間にこのリプレイの評判を聞いたとき、「まあ、流石藤沢さなえって感じです。面白くなくはないですし、PL視点で突っ込みも入るんで新鮮ではありますけど、『あざとい』ですね」と言われたので覚悟はしていたけれど、一字一句たがえずその通りの本だった。
    まず、初心者向けなのは分かりやすい。初心者の中でも、小学校高学年から中学生向け。ライトノベルに触れ始め、そこからTRPGに入ろうとしてくるユーザー向け。「あざとい」と評した一員に、行間のとり方と本の薄さがあるんだけど、多分、このくらい薄くないと読んでくれない層向けだと思う。私が一番「あざとさ」を感じたのは、この筆者、藤沢さなえさんが「シャーリーPL」というRPをしていること、かな。地の解説や、シナリオへの突っ込み・感想・メイキングが随所に書かれているのだけれども、これ、絶対にキャラプレイ入ってる。「シャーリー」でも「藤沢さなえ」でもなく。まー、リプレイライターや小説家、エッセイストにしても全員がほのかにRPしてるようなものではあるんだけれども。分かりやすい用語を使うなら、「解説や突込みが完全に半なり」なんだよね。半なりが大の苦手な私が拒否反応を出してるだけかな。全員のプレイングも、多分意識的に初心者向けにRP多め。んー、別にそれはかまわないし、私が藤沢さんのリプレイが好きなのはそうした世界を息づかせる作りこみなので、むしろ歓迎すべきなんだと思うんだけど。でも、解説や突っ込みの半なりモードが気になって、そこら辺全部に蕁麻疹が出る。

  • ソード・ワールド2.0のリプレイシリーズ。
    通常リプレイはゲームマスター(GM)視点で書かれますが、本書は以前GMとしてリプレイを書いたこともある作者が、プレイヤー視点で書いています。
    2.0のスターターとして、TRPG初心者もプレイヤーに加えて、色々な意味で初々しいシリーズです。

  • GMではなく、PCがリプレイを書いている珍しいリプレイ。
    グループSNEなのですが、プレイヤーさんの名前が出てます(剣神シリーズとかお祭りリプレイとか以外だと、「プレイヤーA」とかで現すのが普通)とはいえ、他で名前が出てないわけで。解らないなりに、「この人かな?」とアテつけてたりもする。
    (マロウしゃんと、ブックのプレイヤーさんなんじゃないかなーって)

    内容は、初心者プレイヤーとベテランとがいっしょにキャンペーンを遊んで、プレイヤーの一人であるさなえさんがリプレイにしている物。面白かったです。2巻楽しみ

  • ソードワールド・リプレイの中でも、いや数あるリプレイの中でもある意味異色。プレイヤー視点からのリプレイです。
    本書解説にも書かれていますが、既刊リプレイの大半は、その書き方、たとえば小説風やキャラクター視点と変化させても「著者=ゲームマスター」が一般的なものです。
    そもそも、リプレイとは「作品の面白さ」を伝えることで、作品の紹介を主眼としておいていました。
    どうすれば、この楽しい作品を皆さんに広められるのか?そういった点からすると、ゲームの内容、ストーリーの根幹を知っているGM(ゲームマスター)が執筆するのが、自然な流れでしょう。
    それが、まさかのプレイヤー視点。商業展開としては面白いアイデアです。

    著者の深澤さなえ嬢は、先のソードワールド・リプレイ NEXTシリーズにおいて、GM(ゲームマスター)としての立場で執筆していましたが、今回はプレイヤーとして参加。
    また、同じくプレイヤーとしては初参加のヒト(表紙の娘のプレイヤー)もいますので、これまでのリプレイと違い「ソードワールド」あるいはTRPGというものに初めて触れる人にはもってこいの内容でしょう。

    絵柄に引かれて「なんだろう?」と手に取ってみても、損はない作品です。
    これを機会に、みなさんもTRPGを遊んでみませんか?

    にしても深沢さなえ・・・相も変わらず、いじられ体質が似合うヒトですね。

  • 2008/9/20購入。
    面白すぎる!しかも大ピンチで終了してるし。早くも次巻が楽しみです。
    ライターがGMでなくプレイヤーというのも斬新な試みですね。

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