ソード・ワールド2.0リプレイ マージナル・ライダー(1) (富士見ドラゴンブック 29-61)
- 富士見書房 (2009年9月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829145647
作品紹介・あらすじ
竜騎士が空を駆ける国・デュボール。その辺境で暮らす遊牧民の素朴な少年・ラファルは、幼馴染で竜に育てられた天然少女・メル、無口な錬金術師の少女・ナハトと一緒に、馬泥棒退治に出かけることに。そこで初めて、部族の外の世界に触れるのだった。やがて冒険者たちとの出逢いが、彼らを大きな流れへと導いてゆき…!?ゲームデザイナー・田中公侍が「ライダー」や「アルケミスト」など新要素満載で送る、「冒険者未満」の少年たちの成長譚。草原の大地でソード・ワールド2.0の新天地が今、拓かれる。
感想・レビュー・書評
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なかなか良い感じ
どこが良い感じなのかを説明するのがたいへんむずかしい
様々な要素の組み合わせでできあがりがたまたま良かったというようなものか
書いているひとの腕が良いほどより良くなることが多いとしか言えないか詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
後書きにあるGMの目論見どおり、「実際のプレイスタイルに近い形のリプレイ」。PLの選択や判断、思惑に対してGMがどう思いその末に処理しているのか、が細々と記されていて、マスター志望にとって非常に参考になるかもしれない。個人的にはかなりなると思う。序盤の強制力(他PC二人を誘うことを押し切るNPC)はちょっと、PLさん同様戸惑ってしまったけれど、実際のプレイにもこれくらいのことは平気で有り得ると考え直す。
内容的には主人公の馬まっしぐらっぷりしか印象に残らなかったわけなんですが(笑) あと、リルドラケンって格好良く出来るんだね。目から鱗だ…。 -
主人公が馬馬鹿すぎてギャルゲよろしく美女に囲まれているのに愛馬まっしぐらなトコが笑いました。
メイン3人にゲストをプラスしたりして進んでいくとのことですが、はてさてどうなることやら。今後が楽しみです。 -
ソードワールド2.0リプレイの4番目のシリーズ。
ライダー技能に焦点を当て、ゆくゆくはドラゴンライダーをも見据えつつ、比較的能天気にキャラたちは育っていってます。
ライダー技能を扱っていること以外でもう1つこのシリーズの特徴は、パーティーが固定されていないことです。メインとなる3人は固定として、あとは冒険者の店で都度メンバーが入れ替わるという構成です。冒険者の店に拠点を置くパーティーとしてはある意味「リアル」なやり方です。
キャラたちの成長具合から判断するに、結構長いシリーズになるような気がします。 -
実際の我々のプレイ風景に近づけたという、この世界観やマスタリングは好きかも。キャラクターも、特にいやらしい感じじゃないし。主人公格3人組は、まだまだ動かしはじめだなって感じがするから、特徴がピーキーだけど、設定から見てそんなに違和感ないし