BLAZBLUE─ブレイブルー─ フェイズ0 (富士見ドラゴン・ブック) (富士見ドラゴンブック ふ 1-1)

著者 : 駒尾真子

• 富士見書房 (2010年8月20日発売)

作品紹介・あらすじ

魔道書「蒼」の力と、「死神」の異名を持つ男・ラグナ=ザ=ブラッドエッジ。だが、見知らぬ地で目を覚ました彼は、「蒼」の力と記憶を失っていた。未知の世界で出会った「治癒」の魔法を使う少女セリカや獣人の戦士ミツヨシらとの旅路は、人類を破滅に導く「黒き獣」へと繋がっていくのだが-。人気格闘ゲーム「BLAZBLUE」シリーズで謎に包まれていた歴史が明らかとなり、すべての始まりへと続く完全公式ストーリー。

感想・レビュー・書評

[はむさんの感想 · 2013年11月21日]

CPのストーリーモードがとても良かったので、六英雄編の元になったこちらも読んだ。
ストーリーから会話までゲーム版は本作をだいたいそのまま写しているけれど、細かい部分や重要な点が違っている。
・ゲーム版で明確に彼が死ぬ場面を出さないのは？
・ナインの本名でなるほどと納得。

こうして見ると、本作の内容とCPは不即不離な関係で、「楔」を軸にしたつなげ方が見事だと思う。
こちらでもCPでもセリカはメインヒロイン一直線。

[狐舞さんの感想 · 2012年6月15日]

　ブレイブルーの世界の成り立ちが描かれているが、冒頭はゲームの世界とはかなり違うので面食らってしまった。その後もゲームでの風景と全く違うものが広がってた。訪れた結末はあっけないものだったが、そこがフェイズ0と銘打たれている所以でもあり、盛り上がりには欠けていたが納得のいくものだった。

[ramhaneさんの感想 · 2011年5月14日]

BLAZBLUEをやっているなら是非とも読みたい本です。そうでない方にはよく分からない内容かも。まあこれを先に読んでからゲームを買ってプレイっていうのは、本編にはセリカ居ないし（実際には微妙なんですが）止めた方が無難だと思いますね。

[隼さんの感想 · 2011年5月12日]

まんだらけ　315円

ゲームのノベライズなんてこんなもんか…と思わせるくらい
”元ねたを知らないとイマイチ話にのれない”
”しかも、元ねたの裏設定も少し知らないと分からない”

ネタバレ書くのもあれなので控えるけど
わざわざノベライズするくらいなら話の濃さを重視して欲しかった。
せっかくゲームで語られて内部なんだからさ、、、

著者プロフィール

フリーライター。代表作に「BLAZBLUE」ノベライズシリーズ、TCG「アンジュ・ヴィエルジュ」世界観・ストーリー設定ほか。

「2016年 『ＢＬＡＺＢＬＵＥ‐ブレイブルー‐ スパイラルシフト 氷刃の英雄』 で使われていた紹介文から引用しています。」