アリアンロッド・リプレイ・レジェンド(4) 貧乏姉妹の伝説 (富士見ドラゴンブック 23-102)
- 富士見書房 (2010年10月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829145975
作品紹介・あらすじ
ついに一〇〇万Gもの借金を完済した貧乏姉妹フレアとセレネ。さらには行方不明の父"クラン=ベルの風雲児"の居所が判明するという怒涛の展開。ところが、父を解放するために必要な身代金の額は、なんと一千万G!この危機を乗り越えるべく、貧乏姉妹と仲間たちは"風雲児の秘宝"を求めて、コロローナ商会の地下迷宮-我が家の最奥部へと足を踏み入れるのであった!大好評リプレイもついに最終巻。貧乏姉妹の伝説、いまここに堂々の完結。
感想・レビュー・書評
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戦闘部分とかダンジョン探索とかは単調なのだが
なぜか全体通してみると心地よい作品
起承転結ある長編作品というより
いつまでもどこまでも変わらない楽しさという雰囲気が
リプレイでは貴重か
例えば『新米女神』は9冊かけてもつかみどころがないが
こちらは4冊でも十分だし40冊でも変わらず楽しめそうだ
次の東方リプレイも期待詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ストーリーは手堅く、前半の風雲児の秘宝探索クエストで仲間の大切さを学び、後半の最後のコロシアム戦でその仲間に導かれ最後の戦いへ乗り出すシナリオ
システムとしては「トラップ再設置」等のシステムがプレイヤーのナイスファイトによって生かされなかったのが残念かなー?いや、そこはホメるべきところかw
最終決戦は最終決戦にふさわしいギリギリ限界バトルで大満足でした -
これにてシリーズ完結。
典型的な大団円というやつで、ほんわかした雰囲気のこのシリーズには合った終わり方になったと思う。 -
完結。
今までと比べるとシナリオのギミックは凝った作りにはなっていない印象。割とストレートなシナリオになっていると思います。
シリーズのクライマックスともなるとこれくらいシンプルな方が、PLも展開を読んで演出をあれこれ考えられて楽しいと思いますし、実際のリプレイにもそれが現れていると思います。
読後の後味も良かったです。
でも、今回一番印象に残ったのはGMのダイス目の悪さ?(笑)