ソード・ワールド2.0リプレイfrom USA(2) 姫騎士襲撃─プリンセスナイト─ (富士見ドラゴンブック 29-72)
- 富士見書房 (2011年2月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829146125
作品紹介・あらすじ
LONGTIME NO SEE!(久しぶりだな)俺、つまりアメリカ人GMのベーテは悩んでいた。「姫騎士ってなんだ?」クリフが叫ぶ「姫騎士大好き!」というキーワード、アメリカでは出会わなかったものだ。しかしプレイヤーを楽しませるのがGMの役割なら、逃げるわけにはいかない。HAHAHA!いいだろう、これがベーテ式姫騎士だ!だがその陰でアンセルムが新しい難題を暖めていることに、俺は気づいていなかった…。異文化交流リプレイ第二弾。
感想・レビュー・書評
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油ぬるぬる奈良づくし
内容はまあ『新米女神』と同じようなものなので十分だが
シーン制とエンゲージ制がないのは読みづらくしているだけだと思う
先駆者のこだわりきりっなのかもしれないがそうでないかもしれないがどうでもいいが
足を引っ張っているのは間違いない詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ひどい拷問もあったもんだ(笑)。巻き込まれたフィルゲンさんがちょっと不憫に思えてきました。クリフの扱いにみんなだんだん慣れてきている……。たまにシリアスなシーンが入るのもちょっと面白かったです。
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最高に愉快だ。今までで一番笑えるリプレイかも。
クリフの自己主張は、PLさんの微妙な変化かGMが慣れてきたのか軽く捌かれて面白い方向に生かされている、ように思う。一巻と比べると無駄な行動が無駄じゃない。シリアスも友情もきちんと演出しつつ変態である。そしてアンセルムも変態……どうしてこうなったの…!? 件の油地獄のシーンはちょっと、さすがに悲鳴混じりに読ん…あーあ二枚目あーあ。
PCたちの魅力だけじゃなく、シナリオ的にもしっかりしていて信頼出来ます。次巻が待ち遠しい。
唯一難点があるとすれば、挿絵。なんでこのシーンなの、なんでこんな構図なの、とほぼ全てにおいて思う。可愛い絵なのになあ…。 -
ベーテGMなりの姫騎士の回答、そして、アンセルムの暴走とクリスの磨きがかかった変態ッ ぷりでカオスな展開。
かなり笑わせていただきました。そして、ドワーフのソーサラー部隊「ドワーフ爆炎特攻部隊」がステキすぎ。 -
アメリカ人であるGMとプレイヤーのゲーム文化ギャップが相変わらずおもしろい。ややプレイヤーが暴走しすぎな感じがある。いい意味で力を入れる部分がややずれている感じはありますが、シナリオはよく練られています。GMの真摯さは伝わってくるので、いいシリーズだと思う。
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アメリカ育ちGMの文化ギャップというのがウリだったような気がするリプレイシリーズですが、PCたちの変態ぶりにGMの影が薄くなっている気がする今日この頃(笑)。まぁ、男PCたちだけなのが救いではある。アンセルムさんがなんであんな壊れ方をしたのかよくわかりませんw
シナリオ的には敵勢力と正面から対決するものばかりだったかな。このへんはGMの嗜好が出ててちょっと微笑ましい(笑)。
それだけじゃなく、次の巻へと続く伏線もいくつか見え隠れしてますね。