ソード・ワールド２．０リプレイ 聖戦士物語（１） (富士見ドラゴンブック 29-81)

著者 : 北沢慶 グループＳＮＥ

• 富士見書房 (2011年4月20日発売)

作品紹介・あらすじ

平和な小王国グラスノに、セフィリア神聖王国の若き"聖戦士"ロイが、武者修行のためにやってきた。王女・フィオの熱烈アタックを天然ボケでかわしつつ、武者修行というよりは観光を満喫するロイ。だが平和な時間は長くは続かず、グラスノ王国は蛮族の襲撃という危機に見舞われてしまう。1000にも及ぶ蛮族の軍勢から王国を救うため、ロイたちはわずか5人で包囲網からの脱出を試みる!北沢慶の描く王道リプレイ、堂々開幕。

感想・レビュー・書評

[bukuroguidkodamaさんの感想 · 2018年12月9日]

SNEのリプレイ形式ゆえにあまり期待していなかったが
意外に面白かった
PC5人の関係が良く出来ているしお話の筋書きや描写も良い感じ
PC1はかなり難しそうな役どころだが上手く出来ているよう読める
これが偶然でなく続いてくれることを期待

[suzuki-takefumiさんの感想 · 2014年2月18日]

物語としては王道だがＴＲＰＧとしてはちょっと珍しい、王族が主人公のキャンペーン。マスタリングの失敗やプレイヤーの悪のりなども多いが、そうした失敗を糊塗せず反面教師として提示しているのは好感が持てる。

[s-kazeさんの感想 · 2011年11月2日]

「王道リプレイ堂々登場！」と煽りがついていながら全然王道じゃないと思った（笑）
王子にして聖戦士であるはずのロイのへっぽこっぷり、王女フィオの肉食っぷり、
ナイトメアのオルネッラとルーンフォークのレギンの変態会話とシナリオと関係ない
部分が無駄に濃いです。

[mui-muiさんの感想 · 2011年5月14日]

SW2.0リプレイの新シリーズ。北沢慶がGMなので、まさに満を持してのシリーズといった感じ。かなり大きな話になりそうな感じだけど、1巻では比較的オーソドックスというか、ステレオタイプですらある英雄物語。冒険者2人のヘンタイ感がたまらない。

[Ｐ太さんの感想 · 2011年4月23日]

北沢GMの新シリーズ。ヒロイックファンタジーを目指してたんだろうに、どうしてこうなったｗ
ちょっとこのところ、SNEのリプレイには変態RPが過剰で困る。
キライじゃないけど、節度も大事。そろそろ目にあまります（苦笑）。

シナリオ的にはオーソドックスな感じで、蛮族の襲撃〜脱出〜荒野の冒険という流れの3本。
今後の展開が気になります。

著者プロフィール

グループSNE所属の小説家・ゲームデザイナー。ソード・ワールド2.0のメインデザイナーとして活躍する。

「2020年 『ソード・ワールド2.5サプリメント モンストラスロア』 で使われていた紹介文から引用しています。」