ソード・ワールド2.0リプレイ 新米女神の勇者たち(11) (富士見ドラゴンブック 29-31)

  • 富士見書房
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本棚登録 : 106
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829146217

作品紹介・あらすじ

ジークの見た予知夢。それは、ルーが黒い悪意に包まれていくという不吉なものだった。ルーに見えざる危機が迫っていることを悟ったぞんざい勇者団たちは、それを防ぐべくアーメス信者の隠れ里へと向かう。一方その頃、別行動を取っていたソラはルーと接触するが、ソラの手に入れたアイテムがきっかけで事態は意外な方向に急展開!果たしてジークたちはアレンの野望を阻止し、ルーを救い出すことができるのか?秋田みやびが贈る正調SW2.0リプレイ、堂々の完結。

感想・レビュー・書評

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  • ようやく完結
    SW2の舞台世界はちょうどこのシリーズに載る地図のごとく白く見える
    この作品もそういうふうにファンタジー世界の冒険小説ではなくTRPGリプレイ
    特にPC2を欠いて続ける構成はまったく賛同しかねる
    リプレイとしては確かにGMの技術は出色も
    ファンタジーの魅力はSFのようにかがくてきなりくつっぽい舞台設定の多彩な無駄さを楽しむむきにとってはあまり好きになれない
    それをこの優れた作品と作者に向けるのは違うだろうけれども

  • つい完結!
    初めからいい感じにカオスではありましたが、徐々に実力とぞんざいさが増しつつ(ぞんざいさは初めから高かったような気がしなくもないけど)GMの大いなるダイスの加護に何度ひやひやしたことか!
    ソラの決意とかかっこよかったし。最後の戦いでまさかああなるとは思ってもみなかったですけども。
    メッシュも散々ネタにされつつしつつしていた結果、きっちり回収しちゃいましたし・・・(笑)
    面白かったです。

  • クライマックスだけあって、シリアスで緊張感のある展開が続きます。これだけ長い冒険だと、エンディングも感無量な感じがすごいですね。それにしてもジークはフラグ回収するんだろうか、とかその後もちょっと気になったりして。

  • シリーズ最終巻。
    プレイヤーの選択如何でいかようにも状況が変わるシナリオの組み立て、秋田GMは本当に上手いと思う。
    最後の戦闘はちょっとどうかと思うところもあったけど、うまく纏まってよかったと思います。

  • これで一応シリーズ最終巻。
    うまく纏まったと思う。振り返ってみると、主人公とそれに近い人たちはほとんど最初から立ち位置が変わってない。人間関係や立場に色々変化があったのは、一番はニゲラやイスミーなのかな。
    話の筋的にはわりと王道な英雄物語だと思うのだけれど、キャラクターの表現次第で、こうも雰囲気が変わるんだなあと思う。
    世界観の特徴でもある「穢れ」の使い方がシリーズ通してうまいな、と感じた。

  • ぞんざいシリーズの最終巻。SWのリプレイとしては、かなり長いシリーズになった。旧SWと比べると、戦闘がやや大味な気はしますが、やはり高レベルキャラの戦闘は楽しいです。最後の戦闘はちょっとどうかと思うところもあったけど、シナリオの進行はおもしろかったです。特にプレイヤーの選択如何でいかようにも状況が変わるというのは、リプレイの見せ方としてはお手本になると思います。

  • SW2.0のルールブック発売と同時にスタートしたリプレイシリーズもこれで完結。
    10巻の流れを引き継いでの最終決戦ということになりますが、30話での行動の結果31話の難易度が結構変わった気がします。
    某キャラが再登場なのは素直に嬉しい。好きなキャラなのでw
    あと、あのキャラがオイシイところ取り過ぎで笑った。

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著者プロフィール

王道のストーリー展開を、愛嬌あるキャラクターで軽妙に進む作風が人気を博し、数々のシリーズを立ち上げた。動物好きでエッセイなども手がける。代表作に「新米女神の勇者たち」シリーズ(KADOKAWA/富士見書房)、『三宮ワケあり不動産調査簿』(富士見L文庫)など、著書多数。

「2023年 『ぼんくら陰陽師の鬼嫁 八』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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