聖戦士物語(3) ソード・ワールド2.0リプレイ (富士見ドラゴンブック)
- 富士見書房 (2012年4月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829146682
作品紹介・あらすじ
邪なる力を宿したオーブを封印すべく、故郷「聖王国」へと帰還した聖戦士ロイ王子たち。だが、封印したはずのオーブは消え、行方を追ううちに聖王国の忌まわしき暗闘の歴史へと巻き込まれていく。一方、聖王国内の確執をよそに、蛮族の大軍は大量の魔動機兵をしたがえ、王都へと迫る。聖王国の歴史の裏に秘められた真実と、蛮族軍の侵攻に隠された真の狙いとは?すべての戦いの命運は聖戦士ロイと蛮族軍首領との決戦に委ねられる。「聖戦士物語」、ついに完結。
感想・レビュー・書評
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一時期はソードワールドリプレイに対し
かなり懐疑目線だったが
それを見直させてくれた作品
「マージナルライダー」などと比べてどこが違うのかというと
細かなとこなのだろうけれど
あんまり「小説のような物語」として
肩肘張ってないところが良いところなのかも
ARA風というか菊池たけし風を誰でもできるわけではないということか
とか書くと誤解を招きそうな言い方だ
続編も楽しみ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まとまった終わり方。穏当、無難、妥当と言う感じで、三巻積み重ねてきたからそこの……という盛り上がりはない。発展性の無い悪ノリを重ねてきたのと、GMがそれに悪のりで乗っかったのが足を引っ張った気がする。
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結局最後まで主人公が主人公らしくなく終わってしまいました。まぁ、それもまたリプレイというものではありますが。
お話の規模は大きくしつつも、ちゃんと主人公たちの意志を反映しつつ進めているのはさすがのマスタリングです。ややPCの悪ノリ的な展開もありましたが、楽しめたシリーズでした。 -
完結。
またしてもダイスの目が荒れたリプレイで、ほんとにツクリ入ってないのか疑問を感じるレベル(笑)。
雑誌連載ということで書き下ろしに比べて不利なのは仕方ないんですが、色々と大味なままで終わってしまった印象。
特にあのキャラはちょっと不憫に思うんですが、GMのトンチでもう少しどうにかして欲しかった気がする。